物事が動く!
かつて、私は、考えているばかりの女の子だった。高校教師になっても、あれこれ理屈を言っていたら、総合学園である、その学校の小学校の校長先生の奥様が、なぜか私に関心を持って、いろいろ教えてくださった。
考えてばかりいるのではなくて、行動することの大切さ。やってみることの重要さ。動いてはいるけれど、結果を気にして、本当には行動できてはいないことを指摘された。小学校の卒業のときにも、担任の先生に、「失敗を恐れていてはないもできませんよ。」とメッセージをいただくほど、失敗したり、人から注意を受けることが怖かった。
新卒で勤めた学校のおかげで、失敗しても行動してみることの大切さを教えられたし、人から注意していただけることのありがたさを学ばせていただいたように思う。
M先生と話していた。「櫻井先生、愛されているじゃないですか。」と言われたから、「本当にねえ。いろいろな人に良くしていただいて、どうして、こんなに周りの人が良くしてくださるのかと思うの。」なんて、素直に答えていた。私にとっては宝物のような本を、本当に格安で譲っていただくことになったり、今回は、また、まったく違った方面で、すごく条件のいいお話をいただいた、そのことをお話ししていたのだった。
母もよく言ってくれる。私たちには起こらないことが、あなたにはよくある、と。しかもそれが絶妙のタイミングだったりするから、すごくおかしい。もちろん、いいなあと思ったことが、失敗?に見えることだってある。で、それは違っていたのだと気づくのだって、いい勉強になると思う。
行動あるのみ。今、Mr.Kの、ポッドキャストを聴いていた。やっぱりK氏には惹かれる。若干37歳くらいのコンサルタント。この人、本当は、めちゃくちゃ不器用だろうなあと、実は母性本能をくすぐられていたりする。ちなみにお会いしたことはない。イケメンで、ファッションセンス抜群!はっきり言って私の好みではない。もっとダサい、垢抜けない系の人が好きなのだが、K氏だけは、別。毒舌で、本音を吐きまくる。でも、本質的に言っていることは、かなり的を射ている。ただし・・・、写真のイメージは悪くないから、その大阪弁、何とかしてほしい・・・。お前は大阪人と違うかったんか!?と突っ込まれようとも、どうも最近、コテコテの大阪弁がちょっと怖い。大学時代、通った京都の言葉の方が得意である。でも、K氏はだあい好き!この、敵も多そうな、毒舌。さわやかだし、はっきりしていて、おなかの中に何にもない感が、素敵。
もう一人、イケメンだけれど好きな、干場さんも、自称超ドSだそうで、結構、人懐こそうでありながら、本質的なことをおっしゃっている。ファッションについて、毒舌か!?という厳しい意見を述べられている。私は仕事に厳しい人が好き。そして、仕事を楽しんでいる人が好きだ。厳しいのではなくて、楽しいからのめりこんでいるうちに、結果的にいい仕事をしていることになっているのだと思う。失敗なんて山ほどある。人に嫌なこと言われることもたくさんある、というようなことを、K氏はおっしゃっていた。
みんなから好かれようなんて、絶対に無理だ。きっと、このお二人を大っ嫌いな人もたくさんいるのだろうな。そんなこと気にしていてどうする?ということを、ある人に言いたいのだけど、言ったら、傷ついちゃうかなあと、ちょっとためらっている。世の中に、あなたをたくさん愛している人(人として。)はいるのよ、だから、安心して頂戴、と言いたいんだけれど。だから、勇気を持って一歩踏み出してみたら?と言いたい人がいるのだけれど・・・。私の想い、その人に届きますように・・・。
とりあえず、縁あって、教室に来ていただいた生徒さんや保護者の方には、私は、想いを掛けさせていただくようにしている。できる範囲で、できるだけのことをさせていただきたいと思っている。勇気を出していただけるようにすることも、私の仕事なのかもしれない。その前に、私が、勇気を持たなければ、ね。
おかしいのは、自分が動くと、周りが、動き出す、ということ。逆に、動かなければ、何も動かない、ということなのだと思う。
ちょっとは止まれ!と八つ当たりできる件の方には逆に注意されてしまいそうである。