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入学式&私の新しい仕事


今日は、各高校で入学式があったはずである。今日までに入学式があったはずだと思う。

生徒たちの進路が決まってから、私の最重要課題は、彼らに各高校からの課題を仕上げていただきつつ、一方で、教室で、中間考査頃までの予習を大体においてしておいていただく、というものだった。

というわけで、私は春休み、鬼婆と化し(化する必要なしという説もある。)、男子生徒に言わせれば、ドS度を増し、ちなみに、合格体験記をまとめるのもそっちのけ、合格実績張り出すのも後回しにして、とにかく高校に入学していただいた。という感じである。

そうして、彼らの入学式の日、私は私で、打ち合わせがあり、大学での授業のテキストがきちんと決定し、準備するものは一通り揃って、私のほうも、新しい仕事への方向性が決まりつつある。

昨日は、そんな時間に打ち合わせに行かれたら、入学式の帰りに塾に寄れないじゃないですか!と言う生徒がいて、エッ?寄るのん?だった。それに、定期を越中中川まで購入する気満々の生徒がいて、嬉しいけれど、大丈夫なん?と心配していた。さすがに入学式後に立ち寄る子はいなくて、でも、課題が全部仕上がりました!というご報告やら、明日、チェリー・ブロッサムに行っていいんですよね?なんてメールがあって、嬉しいやら、ありがたいやら。でも、入学式の日に仕事の打ち合わせに行くのは、間違っていたのか?と悩みだす始末。私はどうすればよかったのかしらん?

加えて、なぜか中二、中三クラスがあっさり成立し、そちらのほうの男子たちが、私が愛情?から厳しくするのを、「S入ってる、S!」などと、ニヤリとつぶやき、そうしたら、帰り際、下級生が、「先輩、ド、付けなくちゃ!」と、なんとまあ、新入りを含めて、先輩、後輩の連携、コンビネーションたるや、すごいものがある。なんであなたが、そんなに早く打ち解けているのよ!?と言いたくもなる。

この春、新中三は、中教研に向けて、と励まし、新中二は、一年生で抜けているところの補強に努めた。

全員、精一杯頑張っていたと思う。

ある苦手教科の、ある分野について、わかりかけてきた、などという言葉を聞くと、本当に嬉しくなる。

しかし、私のほうは、もう、あれやこれやとあっち行ったりこっち行ったり、本当にいろいろな学年のいろいろな教科を指導していて、頭がおかしくならんのかいな?と思いながら、今度は大学生に社会科学系の、めちゃくちゃ面白い分野を教えることになる。この、モードを変えるのに、服装などを使わせていただくことにしている。「およそ知的でない、ぼけた顔してるけど、今度、大学生を絞めに行くんで・・・。」などと言って、洋服の色を決めていただいたりしている。グッズも、ちょっと堅い目にしようと思い、昨日、母に、一緒に持っていくバッグやねんけど(私はこういうものにお金を使わない。うまく安いものを選ぶ。その辺を母は、よーく知っている。大体関西人は、安く買ってなんぼ、と思っているので、相談するにはこの人に限る。)、白地に黒い花のと、ミントンの花柄みたいなかわいらしいいろんな色のがあるねんけどどっちがいいかなー。やっぱり白に黒のほうが、知的と違うやろか?と言うと、「あんたには、大人っぽすぎひん?大人っぽいっていうのもなんやけど・・・。」と笑わずに言われて、憤慨してしまった。私は立派な大人である、その私を捕まえて、大人っぽ過ぎるとは・・・。しかし、その意味がよーくわかる私としては反論することもできずに、一人ほっぺたを膨らませていた。人が、ちょっと年かさの子を鍛えに行くためにあれこれあれこれ、ちょっと無理もしながら考えてるのに、何よ、その反応は!?

そのあとの指導で、生徒に思い切り訴えてしまった。私の母、ひどくないー!?

そうしたら、「先生の気持ち、わかりますよ!」と言ってくれて、嬉しくて、そのあと母に訴えた。母は、笑っていた。妹には言えないくせに。私は言える「キャラ」なのだそうで・・・。

私は、外見、めちゃくちゃ優しそうならしく、優しそうな先生、で通っている、はずである。

が、しかし・・・。指導を受けた生徒たちには本性がバレバレで、特に、高校に入ったら、容赦せず、「なんで、これが分からへんのーん!」などと意地悪したりしている。いえ、厳しく指導をしている。

私も鍛えられることになりそうである。

仕事と学問に対しては違うのよ!

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