Mr.K
メンターではないけれど、そして、メンターの系列の人なのだけれど、めちゃくちゃ若いけれど、私が、なんとなく好きな人がいる。私好みではない、いわゆるイケメンで、しかもおしゃれで、神戸のめちゃくちゃおしゃれなおハイソななイメージのある大学出身。
もちろん会ったことなんてない。
なぜ好きかと言うと、要するに毒舌家なのである。本質をズバリ!と言う性質らしい。
なんと一か月で三人の大人を怒らせたと、ブログに書いてあるのを見て、思い切りさわやかな気分になった。ご本人は、ちっとも反省していないらしい。それも、その人らしい。
大体、仕事をするのに、何のビジョンも持たず、方向性を探りもせず、人に方法を聞いているという人に対して、バシッと言った、なんて、カッコいい!何が儲かりまっか!?何かうまい方法はないですか?と訊いた人に、「そんなん知らんがな。」という意味のことを言って、三人を怒らせたらしい。
世の中うまい話なんてない。
私に、国語の指導、どうしたらうまいこといきますか?とほかの先生が訊くようなものである。私も言うだろう。「そんなん知らん。自分で考え。自分でつかみ取りいな。」と。実践あるのみである。
一見、軟に見える、この男性、めちゃくちゃシビアである。
大学受験だって、テクニックなんてない。地道にコツコツが基本である。
仕事だって同じ。
家庭を築いていくのだって、おそらく同じだろう。
なんであの人だけうまくいくのか?と言ったって、それは、その人がやるべきことをやっているから、としか言いようがないだろう。しっかり行動して改めるべきところは改めて、やることをやって、ダメだと思ったら、なんだったら撤退して、方向転換して、全部、自分の責任。環境も条件も、全部自分が背負って、きちんと片づけていかなければならない。
そんなことを、Mr.Kは、毒舌家のようにはっきりした口調で、はっきり発言なさるのである。
私は、たぶんそこまではできないけれど、自分に対しては、おそらくのレベルで、Mr.Kのおっしゃることを実践してきたつもりではある。自分でやってきたし、自分でやり方を見つけてきた。誰かのやっていることをそのままやったことなんてない。
もしもお会いすることになったら、Mr.Kと私は、気が合うのだろうか?それとも、あまりの毒舌に、私は驚いて、恐れおののいて、退散するのだろうか?本物は、いったい、どんな人なのだろう?柔らかい言葉が好きで、柔らかい言葉の習得を心掛けてきた私(京都の言葉は好きである。)が、毒舌家に出会ったら?
私は、どうも仕事に厳しい人に惹かれるようではある。