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○○年前の今ごろは・・・。大学受験を思う。

  • 執筆者の写真: Mayumi Sakurai
    Mayumi Sakurai
  • 9月7日
  • 読了時間: 2分
お腹の中でぽんぽこしていた息子を思い出す。娘と違って動きがはっきりしていた。
お腹の中でぽんぽこしていた息子を思い出す。娘と違って動きがはっきりしていた。

明日は息子の○○才のお誕生日。

前日の○○年前の今日、検診に行った。予定日をもう一週間ほど過ぎていたのに、まだ出産する様子がなかった。

それなのに、母に付き添われて、父の運転で実家に帰った途端、どうもお産が始まったらしく、母が買って来てくれたお寿司を食べるやいなや、また病院に舞い戻った。

看護師さんとお話しして、あれこれ気がかりなことがあって、どうもお産に集中できていないことが分かった。割とはっきりした性格の娘を両親に預けて入院することが気がかりだったし、それ以外にも思いつめがちなことを抱えていた。


ちゃんと不安なこと片付けてきてな・・・。


と言ってくれた若い看護師さんのおかげで、すっきりしたのか、数時間後にはもう出産することになっていた。

心の問題って大きいなと思う。

お腹の中の赤ちゃんと対面する喜びよりも、それ以外の気がかりなことが大きくのしかかっているようだった。

その時は、大学受験のときに、ずっと試験勉強が続いて、自分には4月の入学式も、緑のキャンパスを歩いているという未来を描けずにいるみたいに、可愛い赤ちゃんと会えるという喜びよりもそっちの方に向きがちだった。まさか赤ちゃんがずっと自分のお腹にいるわけもないだろうに。


そうそう、ちゃんと痛みに耐えて、その翌日の早朝、私は可愛い赤ちゃんと対面するのであった。


 
 
 

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