中三社会日照権と環境権の違いについてー高岡の個別指導塾チェリー・ブロッサム
- Mayumi Sakurai

- 10月11日
- 読了時間: 3分

先日、中間考査対策として、中三社会の指導をしていた。
その中で、ある女子生徒から、
この答えがなんで違うんですか?
と言われて、
この場合は日照権ではなく、環境権になるのよ・・・。
と答えた。こちらとしては、環境権の中に、まあ言ってみれば環境権の下位概念として日照権があることくらい、当たり前のことになっている。問題としても、当たり前に解答に環境権を求めているということがわかる。
頭を傾げたまま、彼女は理解できなさそうに黙っている・・・。
そこで、改めて、環境権はどういうものであり、その中に、どういうものがあるのかということを板書して確認した。
日照権について、
例えば、昔私自身が、昔住んでいたことがあるマンションで、日当たりのいいマンションだと思って喜んでいたら、お向かいの建設中のビルがどんどん高く高く建設されて、あっという間に日当たりが悪くなったのよ。それって、ちょっと寂しくない・・・?
と、問題集の写真を見せながら、話し出した。
それは周りの低層建築のお家の日当たりが悪くならないようにという配慮で建てられたマンションの写真だった。
環境権とは、「健康で快適な生活を維持する条件としての良い環境を享受する権利」であり、一般的なことを言い、その具体例として、日照権や嫌煙権、騒音を避ける権利についてなど話した。
こういう、大人になって、というか、しょっちゅう抽象論や一般論と具体的なことを行ったり来たりする評論などを解説していると、ときに、その概念の位置づけというか、どっちが高位の概念であり、抽象度を増すか?などということに対して、生徒さんが戸惑ってしまうということに思いが寄らないことがあるのだなあと考えさせられた。
中間考査対策であるとか、講習であるとか、受験直前であるとか、質問があるとかしなければ、つい英数理などに指導が偏ってしまい、本来は覚えるだけではなく、きちんと理解しなければならない社会で学ぶ事柄の理解が後回しになり、私の専門の国語もなかなか時間が取れなくなったりしがちである。
彼女は、分からないことをはっきりわからないと言ってくれる。
だから助かるのである。
こちらのわかった?という問いかけに、いい加減に、
なんとなく・・・。
ということがない。ただ、考え方や、やり方に、ご自分独自の方法を取り入れてしまうことがあった。
出会ってから、少しシンプルにものを考えるようになってくれた気がしている。
思考がすっきりされたというか。
素直さって何かを学ぶときに大きいことである。
わからないことをわからないとしっかり言ってくれたからこそ、私が気付くことができたのである。
ありがたい経験だったなあ・・・。























コメント