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おとめ座の彼の誕生日💛


久しぶりに高岡大和に行った。ほかの用事もあったのだけれど、友人の出産祝いを買ってきた。これから、彼女は育児で忙しくなる。でも、楽しい日々が待っているんだなあ。お洋服を選びながら、子育ての時期を懐かしく思い出していた。ちょうど息子も着ていた、贈り物でいただいた、同じBeBeのお洋服を選んでいた。そのお洋服は、いただきものだから、男の子用なのに、彼に着せていると、お兄ちゃんのお古着せられてるんでしょ?と言われ、つまりは女の子に間違えられていた。

高岡大和で、クリスマスのころ、入口に、ダンシングサンタを何体も並べてあって、サンタさんが躍っていたことがあった。まだ幼稚園に入る前の彼は、それを気に入って、「サンタさん行こ。サンタさん行こ。」と言って、大和に行くのを楽しみにしていた。その言い方が、なんとも可愛くて、愛おしかった。

○○年前の今頃、私は、産婦人科に入院し、陣痛が始まって、病室で待機していた。

その後、後から陣痛が始まった人に、何人もに抜かされ、結局彼との対面は、次の日の朝の4時を過ぎたのだけれど・・・。そうして9時には育児が始まっていた。

あの頃は、「おかしゃん💛」という感じで、可愛かったなあ・・・。あの頃は・・・。笑

大阪の母は、ありったけの褒め言葉で、彼を表現した。

繊細で知的で、大きくなっても、絶対に、「おかん、飯。」なんて、絶対に言わなさそう。上品で賢そうやわ・・・。顔は、私に似てる・・・。つばくろのお口・・・、なんて雅な表現までして、褒めたたえていた。

その後、どんなに憎たらしい口をきき、こちらの注意も、すぐさまユーモアとウィットで返す、とんでもないおしゃべり男になるとは思ってもみなかっただろうに、おばあちゃんは、同じおとめ座の彼を愛しがって、あの子可愛い・・・、を連発していた。どうも心根が可愛いと思っているらしい・・・。授業参観で、私を見つけて、「おお、クソ婆がきたぞー!」と首をフリフリ周りに言いふらすしぐさをしていたけど。おかん、飯!より、ずいぶんなお言葉であり、おばあちゃんの予想を大きく裏切ったことになる。笑

一回喧嘩でもしてみたら、あの理屈に、辟易もしただろうに。母親に悪態つくのとは別に、両祖母にはウケのいい彼であった、以上、少年時代。

し。し、しかし、私よりも上手であることは認めざるを得ない。

幼いころから、友だち思いで、人格的には、はっきり言って、二人ともに、自分は遠く及ばないな、と思う場面が多かった。性格的に、違う面が大きいが、根本的に、二人ともよく似ている。私などが考えているより、ずっと考えが深遠で、エッと思うことが多かった。

でも、この夏、私も、口に出しては言わないが、「ママ、頑張ったよ!」と言えることがあった。そうして、長い間、精神的に乗り越えなければならなかったことも、自分の努力で乗り越えられた。まあ、いわゆる、トラウマ、アレルギー?

言ってみれば、自分に勝ったよ!ということなのだけれど。なんだか食べ物の好き嫌いみたいだけど。

もちろん、対外的に、誰かに何かをしてもらう、という意味でも、戦い抜いたことになるし、勝った、負けた、などという物騒なことではないにしても、まあ、なんとか、勝つことができたぜ!ということがあった。

ということで、出来の悪い親ではあるが、まあまあ、母も頑張った、ということで、○○年前に、陣痛で苦しんでいたけど、○○年後の今日、母は、まあ、頑張ったよ!と言える状態であって、ちょっとだけ自分を褒めてあげたいんだけど・・・。

ほら、子どものお誕生日は、自分が生まれてきたことを感謝する日って、言うじゃないですか!?ハハハ。

笑って迎えられるっていいことだと思う。

私も自分を褒めてあげよう。少しだけ。

ここで、国文をやっていた私としては、ナルシスト光源氏を思い出すあたり、私も、高岡の言葉で言うところの、十分な人なのかもしれない。

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