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見る目がないわけではないと思うんだけどなあ。


私は、見る目がない方ではないと思う。


どんな格好していても、その人の誠実さや、生き様などを結構見抜いてしまうところがあるような気がしていた。


ただ、ここ数年、認めざるを得ない事例が出てきた。(笑)


相手に、人をだますのに、全然良心のがない場合である。


かつて、小川洋子さんの本で読んだことがある。


詐欺師相手に、検事も騙されることがあると・・・。

これは、何かで読んだ、新人検事がたくさん騙される、というのとは全く違うレベルのようである。


それは、詐欺師自身が、自分が作ったストーリーを信じ込んでしまっている場合だそうである。


その件については、お医者様とも話したことがある。



そこまでいかなくても、別にうまくごまかしてもいいや、というスタンスの人、それを徹底的にできる人のことは、さすがに私も見抜けない場合がある。

さすがに、って、えらく自分を買ってる言い方だなあ。(笑)


まあね、そういうのは、いつかはバレるからね!

バレるだけならいいけど、信用なくして、大変なことになるからね。

いざというときに誰も助けてくれない。


ということがわからないのだろう。

どこかに要領よく生きていく方法があって、それが、その一瞬うまくいけばいい、と思っているのだろう。


信用は、多くの努力と長い時間を掛けて、積み上げて、得られるものだ。

けど、信用なんて一瞬で失くすこともできる。


高をくくって、この人には大丈夫、なんて思ってたら、足元掬われることがあるということがどうしてわからないのだろうか。

利に敏い人にはわからない盲点。


勉強も同じ。


戦略は必要。

闘い方はいかに略することができるかである。これはある人の論である。

もし、大部な参考書に手を出したりして、大学レベルにまで達するようなものに取り組んでしまったら、もう合格は難しい。

基礎を固め、それからいかに応用できる自分になるか、ある一定のレベルまでは演習がモノを言う。

しかし、努力をしていると、突然ひらめきが出てきて、さらっと進むようになるのも勉強である。

努力の先に直感がある。


仕事も同じ。

誠実な仕事を重ねて、人の話をしっかり聞いて、人の時間も大切にして、そうして、ここは省いてもいいけど、ここは大切、という部分がわかってくる。


契約すればそれでいい、なんてことはない。

契約なんて、人と人との関係なんだから。


人と人との関係がなくなったら、契約だって終わるものだ。

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