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真夜中の電話


毎日、冬期講習で、朝から晩まで指導しています。


昨夜も、できるだけ早く休もうと、お風呂に入り、軽く食事をし、温かくしてベッドに入りました。

昨日届いて、大方読んでしまった(これには訳がある。)ドラッカーの本を持って・・・。


そしたら、電話が鳴りました。

大学受験生からでした。


状況がわからないながらも、お母さまの身に危険が迫っている可能性があり、心配で心配で、どうしようもなくなって、私に電話してくれたのでした。


こういうとき、ああ、私を頼りにしてくれているんだなあ・・・、と思って嬉しくなります・・・。


いやいや、嘘です!

その話を聴いたとき、どうしよう!と心の中は大慌てでした。

彼女の心配している状況が本当なら・・・。

明日から、彼女の受験勉強はどうなるの・・・?


とりあえず、自分の気持ちを静めるように、落ち着け、落ち着け、と自分に言い聞かせていました。


とにかく彼女を少しでも、落ち着かせることが大事です。かと言って、気休めを言ってる場合でもありません。

あれやこれやと話しているうちに、どうも、状況を整理してみると、まず、ひどいことにはならないな、後で笑い話になりそうだね・・・、と話していたら、お家の方が帰って来られて、まったく困ったことではない、ということになって一安心。


よーかった!

となりました。


今朝になって、ああ、こういうときに、私の顔を想い浮かべてくれたんだなあ・・・、電話してくれたんだなあ、と嬉しくなりました。


昨夜は、もう少しで、現場に行ってしまいそうでした。

そう、何十キロも離れたところに・・・。

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