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春はいつも岐路に立つ季節だなあ。


いや、私も含めて、失敗は失敗として、はっきり認めた方がいいと思う。


どちらかというと私も前向きな方なので、起こったことの意味を、新しいフレームで考えて、前向きに考えようとするタイプではあるけれど、悲しかったり、辛かったりする自分の感情とは、一度しっかり向き合った方がいいと思う。


いたたまれなくて、その場を離れて、しばらくその場に行けない・・・、というのだっていいと思う。

自分の寂しかったり、悲しかったり、悔しかったりする感情は、自分でしっかり受け止めてあげる方がいい。

一番自分を大事にできるのは自分なのだから。もちろん、親御さんだったりすることもあるだろうけれど。


私たちのような仕事をしていると、春は、なかなかに複雑な季節である。

時には失敗も受け入れなければならない。

人が喜んでいるときに、また一年頑張らなければならなかったり、思い通りではない進学をしなければならなかったりすることもある。

でも、そんなとき、人は関係ない。

私の方がまだまし、とか、あんなところに行くなら・・・、なんていうことは関係ない。

自分の人生において、自分がどれだけ頑張ったか、何が足りなかったのか?

そして、頑張ればできる自分と出会うかもしれないし、そこに周りへの感謝があればなおさら良い。


私たちは仕事上、事例として語らなければならないこともあるけれど、それでも、人は人。自分は自分だと思っている。

偏差値だけでは語れない。

同じ学校であっても、必死で勉強して入った場合、その学校は意味のある大切な母校となるだろう。

大して勉強もせず、そして、中に入って、そこのレベルを云々し出したとしたら、それはおかしな話になる。


一生懸命頑張って、自分が思っていたよりもちょっとレベルの高い大学を受験して、楽しみに進学した生徒さんは、それは嬉しそうである。人の評価なんて関係ない。自分が選んだ母校である。


大事にしてほしい。


頭を上げて、その場で楽しく暮らしたら、楽しく生活できたら、それでいい。

一番の勝者は、人から見てではなくて、自分がしあわせな人なのだから。



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