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先生の論文



今朝から母と、よく内容はわかっていなかったけれど、高齢者の健康のための集まりに出掛けたら、楽しい体操を教えていただき、栄養についてのお話もあり、結構私も楽しんで、あ、これ、肩こりに効くなあ・・・、とか、あら、これ、できないわ!とかあれこれ気付くこともあった。それにこれから夏バテしそうな時期に、食べると身体に効く栄養素や、その栄養素を含む食品なども教えていただいて、私は結構嬉しかったのだけれど、おまけに素敵なお弁当までいただいて、なんと得した気分の午前中。


それから自宅に戻り、ちょっとばかりお昼寝をしたら、爆睡してしまった。

この年で爆睡なんて、自分でも若い。若すぎる・・・。(笑)

その後、念のため、先生にも、まあ、気休め程度に、先生が関西の方だし(名古屋で10年お勤めされたらしく。)、ということでご紹介いただいた腰痛専門の先生に診てもらうために母を整形外科に連れて行った。


先生は穏やかだけれど、きちんと説明してくださって、痛くても、しっかり筋肉を鍛えるように、と諭してくださった。

こういうときって、結構神経を使う。

高齢者に対して、まあ、○○くらいだろうなあ・・・、と話しても、本人は、自分自身にならないと痛みはわからない、などと思うだろうし、動いた方がいいよ・・・、などとはなかなか言いにくい。

先生のご説明は、たぶん、こういうことだろうなあ・・・、と私が思っていたことと一致していたので、私は心の底から安心することができた。

正直、私が冷たい娘なのだろうか?と思えて来ていたのである。母の痛みや訴えに真面目に向き合っていないようで。



自分の身体って、不調だと思えばどこまでも不調になるし、まあ、年相応、と思えば、そうでもないものにもなる場合もある。

主観的なものだから、周りから、大したことない、とは言いにくい。

ただ、まだ元気な人を、勝手に病気にしてしまってはいけないと思う。

生活を楽しむ可能性を探るために、明るい未来を描けるように、希望が持てるような声掛けがしたいものだ。


と真面目な話だけれど、私は、ちゃっかり、先日の先生がお書きになった論文をホッチキスで留めて、コンパクトに持ち歩けるようにして(先生には粗末にしているようで大変申し訳ないのだけれど、今週は、自宅や教室のゴミ当番や、地域での活動や、母の通院などが重なって、とてもしっかりデスクに向かって読んでいる時間がなかったのである。)、病院のロビーで粗々ザーッと読んでみたら、大変に面白かった。

勉強するべき哲学者がたくさん登場するし、評論の世界で話題になることもたくさんあって、私はひととき、哲学の世界に飛んでいた。

そして自分の世界を取り戻す。


何度か読まないと絶対にしっかりとは理解できない。

でも、今日、なるほどなあ、と思えたし、私の好きな(根拠がどこにあるのかわからない。)マックス・ウェーバーにもつながっていきそうで、これから学んでいけることがたくさんあるようで嬉しい。


そして、夕方教室にたどり着いたら、なんと日本心理学会からのお知らせが届いていて、おもしろい取り組みがあることがわかる。

そういう学術とのつながりが少しでも見えてくると嬉しくなる。


生活も大好きである。日常生活は大事である。

これからはおすわいもたくさん登場する季節になるだろうし、夏らしい涼し気なお料理を楽しむ季節である。

一方、どこかで学問を、生活の中に生かしていきたいし、学ぶことを止めたくはない。

もっともっと本を読んで、もちろん指導にも生かしていきたいし、自分の学問を、生活の中で試していきたい。

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