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受験指導


今日は、M先生とO先生とが来てくださって、受験指導があり、生徒さんの入れ替わりの時間は、たいそう賑やかだった。

夜も更けた11時前の現在、まだO先生が、二階で指導を続けてくださっている。

私が一人で、一階で指導していた時間、二階でM先生が質問教室よろしく、でも授業をしていらして、えらい人口密度が高く、しかも男子生徒ばかりで、時折様子を見に行く私を、ちょっぴり笑いのネタにして、楽しそうだった。

要するに、M先生の描かれる図と、私の描く図の違いがおかしかったらしく、フォローもせずに、M先生まで笑っていて、「ひどーい!」と憤慨していた。

楽しそうだった。勉強する喜びを、みんなで満喫している様子。

きっと、男同士だからできる話もあったりするんだろうな、と思ってみたりもする。

私は私で、女の子とだけできる話もするから、やきもち焼くようなことはないけれど。

受験期、ちょっとホッとすることも必要なのだろうし、仲間と乗り越えている、という気持ちも必要なのだろう。

教室で顔を合わせたときは、できるだけ、先輩、後輩として、紹介するようにしている。

今日は、二階で、M先生に教わった後、一階で、その教わったことを演習している生徒さんがいた。その前で、私は、高3生の私大対策の国語の指導をしていた。

彼は、国語の現代文の内容に、すっかり魅了され、「聴いてると面白い!」と、関心を持ちだした様子。

「あなたは、さっきの算数を解きなさいね!」とたしなめて、集中し出したけれど、やはり面白そうに聞いている様子。

M先生は、その向学心を、「春からが楽しみですね!」とおっしゃっている。

向学心があって、あって、どうしようもないのだろう。

その気持ちは、痛いほどわかる。

勉強の面白さを分かってくれると、どうしようもなく楽しくなる。

勉強の面白さを実感し、勉強する時間や内容や量が、加速していくタイプのお子さんには、すごく合っているだろう。

「先生と勉強していると、みんな勉強が楽しくなると思います。」なんて言ってくださるお母さまがいらっしゃるのだけれど。

生徒さんもとっても個性的。

科学が好きな子。美術が好きな子。とんでもなく難関を目指している子。

ただ、みんな最近、勉強が楽しそうで、乗っている感じなのだけれど・・・。

国語が楽しくなっている子。英語が楽しいと言ったのは初めてです、とお母さまが言ってくださる生徒さん。数学が乗ってきた中三生。国語はもちろんのこと、算数や理科が楽しくなってきた子。

それぞれ得意なことや好きなことも持ちながら、でも、教室に来て、勉強している様子は、本当に楽しそうである。

教師としても、やっぱり、一生懸命になっている子には、その思いに応えてあげたくなるのが人情というものだろう。

どこを目指している、なんてこととは関係なく・・・。

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