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鈴木亮平さんのCM


最初、「花子とアン」に出演された頃の、鈴木亮平さんの経歴を知って、


またまた役幅の狭いインテリ俳優か?と思ってしまった。

だって、外大出て、英語に関わる役柄、というのが最初だったら、そういう方面の役しかしない人か?という印象を抱いてしまうのも致し方ないというものだろう。


最近、「虎狼の血 Level2」での、とんでもないモンスター、上林の役をされてから、私は、鈴木亮平に興味をもった。

その、作品について、半年かかり切り(コロナのため。)だったので、上林の役にのめり込み、上林から見た正義について考えすぎて、まるで写真のポジとネガが反対になるように、上林から見た真実を深堀していき、自分も決して無傷ではいられなかった・・・、というようなことをおっしゃっていた。


なんでもできる、どころか、この人しかできない役柄、というものがたくさんあるということを知った。


いや、役を楽しんでる。

楽しんでる、なんて簡単なものじゃないのかな?

のめり込んでる。


ちょっと考えられないような役もたくさんやっておられて、私のバイアスの掛け方、って、いったい何だったのだろう・・・?と思う。


私は、〇平、とか、〇彦とか、〇太というような、どこか日本人らしい名前にカッコよさを感じてしまうので、亮平、というのはとっても好きな名前である。

それから、今、私の実家の母は、鈴木亮平さんの生まれ育った、西宮市の中の、その中でもすぐそばに住んでいる。

関西人なのだ。

しかも、阪神・淡路大震災を経験した世代である。

あの頃、私は、まだ、同級生だとか教え子が神戸にいることを知っていて、住んでいた札幌から、心配していたものだった。

あの頃小6だったんだな。多感な時期に感じることもあり、いろいろ思考を深めていかざるをえなかったのだと思う。


被災した者にしかできない演技がある・・・、ということだ。

この言葉は重い。

今の演技の深さが、大変な災害の中で培われたのもだとすれば、それは必死になって演技されている、ということの意味も深くなってくる。

そのことを感じつつ、これからも演じられる役柄を見つめていきたい。


そう言えば、ピタットハウスのCM撮影の様子をYouTubeで観た。本当にハウスメーカーの営業さんだった。

なり切っておられる。新任支店長に。

すごいなあ。


それに、自分のカッコいいところは、カッコいい!という率直さもおもちだ。

それも素直さかな?素直な人は伸びるというから。


どの道カッコいいには違いない。

でも、普段は結構ボケていらっしゃるような・・・。

ときどきかっこよくなるんだな、みたいな。

あの細い目が得をしているように思えてならない。

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