確かにね!おかんには違いなく・・・。
子どもたちが小さいころ、リビングで、お友達がたくさん集まって、お菓子を食べたり、ダイニングテーブルに集めて、試験勉強をみたり、たぶん、私がちょっと人気者の母だったと思うのですが・・・。
子どもたちは、ママかかあさん、小さいとき、話し始めたときには丁寧におかあさん、と呼んでくれてもいいたのですが、まさか自分が、「おかん」などと表現されるとは思わず、昨年、いきなり、出掛けたセミナーで、「経営者とおかんしたらええんやろ?」と表現されたときには、正直びっくりしてしまいました。
それ以来、「おかんの定義」を考え続けた一年間・・・。
確かに、私は生徒たちの「おかん」をしているようです。
先日入塾してきた生徒さん。
結構人見知りらしいのに、どうも私にはあれこれ、ちょっと生意気かもしれないことも言ってくれます。
私には心を開こうとしてくれているのだなあ、とすぐに気づいて、私も一緒に会話を楽しんでいました。
そうしたら、いつの間にかとんでもなくいい子になって、本当に嬉しそうににっこり笑ってくれるようになりました。
その笑顔の可愛いこと。
人見知り、なんて言ってる子が、心を開いて、一緒に一生懸命勉強している様子は、本当に嬉しいものです。
でも、高校部の生徒からは、「怒ったら、絶対に母さんより先生の方が怖い。」と評判です。
そう言えば、いつもは甘い母で有名だった私は、一度だけ、息子をとんでもなく怒鳴りつけたことがありました。そうして、ご迷惑を掛けたお家に一緒に謝りに行きました。
家に遊びに来ていたお子さんが、息子が、「母さん、怖い!」と叫ぶのを聞いて、お友達に、「お前悪いぞ。うちのかあさん、もっと怖いぞ。」とたしなめられていたことも思い出します。
今、中三の男子たちを見ていて、ときには甘えながらも、一生懸命勉強して、真剣に質問してくる姿を見ては、ああ、この子たちにも、いろいろあって、そこは思春期、揺れる年ごろ、自分と闘いながら一生懸命勉強しているのだろうなあ、と思っています。
「おかん」でいいやん。
でも、受験に妥協はしませんから。