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助けてくれる人


昨日はちょっぴり嬉しいことがあった。

ちょっと聞きたいことがあって、件のオッパにお聞きしたら、いつも怒られてばっかり、とビクビクしていたのに、昨日は、なんだか処世術を教えていただいた気分で、それにちょっといたずらっ子の気分になってしまった。

私もちょっとは世の中と言うものが分かってきたようで、私の判断も、「それもいいと思うよ。」と言ってもらって、ホッとした。

逃げるな!とばかりに正攻法でばかり、変にまっすぐ生きてきたけれど、逃げなければならないこともあると思う。大切なもののために。大体が逃げるのは大嫌いな私。けれども、最近は、全部にきっちり、というわけにはいかないなあ、と思い始めている。

ほかの大切なもののために、ちょっとここはかわして・・・、なんていうことも必要で・・・。

さっき、私は、自分一人ではどうすることもできないことがあって、O先生に電話した。出てこられなかったけれど、「さっきは電話出られなくてすみません・・。後で連絡します。」とメールしてくださった。O先生に聞いてもらったら、少しは楽になるかな?なんて、ちょっと頼りにしている自分がいる。

そう言えば・・・。

十数年も前、オッパと、大阪にいる、当時のメンターとも呼ぶべき恩師(ちょうど親子ほど)に、辛い相談をしたことがあった。公の場に、出れば絶対にものすごい辛い想いをする、でも出なければ、その後の人生は、もっと辛くなる、と言うような、仕切る、仕切らない、という大役をどうする?という相談をしたことがあった。

わたしがその相談を誰かから受けたら、逃がしたかもしれない、その辛い決断を迫られたとき、お二人とも「言っといで。」「行って来たらいいんだ。非難されれば非難されるだけいい。」と言われた。身内には相談できないような公の場だった。

行った。私自身、悩んで、熱を出して、でも行った。案の定、罵声を浴びせられた。私はちっとも悪くなかったのだけれど、でも、立場上、私がその役を引き受けるしかなかった。

出てよかった。きちんと自分の責任を全うできたし、自分が今まで重ねてきた努力がどういうものだったのかということも周りの人に理解してもらうことができた。

オッパと恩師に、今でも感謝している。

もし、あのとき、辛さのあまりに逃げていたら、今の、あっかーとした心の私はいない。やることやったもん!と思える私がいるし、あれから、人がどう思うか、なんて気にならなくなったし、また、時が経てば、本当のことはわかるものだと思えるようになった。

でも、今回は逃げる!

だって、許可をもらったもーん!

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