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粘り強さ


失敗や、うまくいかないことから学ぶことは、粘り強さでしょうか?

昨日、ある人とお話ししていて、人生に大切なこと、というテーマが、なんとなく出てきたときに、私は、「たくさん失敗して、それでも立ち上がる、粘り強さ」と思わず言ってしまいました。まったくの別件でお話ししていたのに、なんだかお話の内容が、とても意味深いものに変化して、私にとって、貴重な時間になりました。

成功し続けることも大切かもしれませんが、私は、たくさんの挫折や、苦しい想いをすることって大切なことのような気がします。

恋愛も、成就するより、失恋したときの方が、いっぱいいっぱい学ぶことが多かった気がするし(文学の世界では、当たり前すぎますが、俵万智さんも、失恋したときの方がいい歌が詠めるとおっしゃっていたと思います。)、学ぶ、ということにフォーカスするなら、失敗にはたくさん、成長の種がまかれているような気がします。なんで?自分には魅力がなかったのかな?何が足りなくて落とされたのかな?どうすれば素敵な自分になれるだろう?たくさんたくさん考えますものね?

考えて終わりではなくて、きっと、今より向上するために、努力をし始めることになるでしょう。辛いことのない人生なんて、ちょっとつまらないかもしれません。

と、すごく年をとったような書き方をしているのは、なんだか、若い人に、言いたいことがたくさんあるからだと思います。やはり年を取った証拠ですかしら。

たとえば私。

大学4回生の時。教員志望だったけれど、結構就職活動もしました。内定をいただいた会社もありましたが、結局、12月になって採用試験のあった私立の高校に採用され、ゼミの先生が、とても喜んでくださいました。結局最後の最後に決まった先が、ある意味一番行きたかった場所でした。それまで、たくさん履歴書を書いて(今の大学生に比べれば、大した数ではないなあと思いますが・・・。)、たくさん落ちもして、数社に内定をいただいて、でも、決まったのは最後の最後。教員志望なのだから、何も動かなくても・・・、とも周りから言われもしたけれど、せっかく大学で学ばせていただいたのに・・・、と思い(まあ、適性を見たかった面もあります。)、また、大学でも、「あなた方もお金を出していますが、国からだって出ているんです!社会に返さなくてどうするの!」なんて、言われて、その頃、変に真面目に人の言葉を受け取る癖のある私は、こつこつと就職活動をしました。

なんだかバカみたいに頑張っていたなあと思いますが、その、素朴さって大事な気がします。素朴に頑張って、落ちたり受かったりして、泣いたり笑ったりして、いろいろ経験すればいろいろ学べると思います。ちょっと後悔しているのは、あまりたくさんの種類のアルバイトをしていないこと。もっといろいろな世界を

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