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考えること


小さな私塾だからできることでしょうけれど、何かあったら、どうすれば一番良いかを常に考えるようにしています。

たとえば、お母様から、テキストが難しすぎるのではないか?というご質問があった場合、さてどうしようか?と頭の中で、猛スピードで、考えを巡らします。じゃあ、易しめのテキストを選定するか、いや、ここはもうひと踏ん張り、山を越えていただいて、自信をつけていただこうか?などなど、時間をかける場合と、すぐに答えを出す場合とどちらもあるのですが、とりあえず、その時点で、最良と思える選択をするように心がけています。教育の仕事は、やり出したらキリがないとはいうものの、工夫の余地はたくさんあります。基本的に、高校生対象の場合、テキストは、授業に合わせて作るのですが、小学生や、中学生でも、いろいろな教材を手作りしたりもします。直観と分析、どちらも大切です。

成績表や模試の結果を拝見して、同じ点数や偏差値でも、その背景にあるものは、生徒さんお一人お一人で違うものです。点数だけを見て、判断しないように、生徒さんの性格や現状を見ながら、指導方法を考えています。

また、テキストは同じでも、指導法を一人一人に合わせて変えることはできるので、そこも工夫の仕方でなんとでもできるところです。まさに、一瞬一瞬、一期一会。この言葉の意味の深さを思います。一期一会とともに、教育現場に生きてきて、大切だなあと思うことは、終始一貫。粘り強く、根気強く、一瞬一瞬を大切にしながらも、手を抜かずに最後まで行き着かなくてはなりません。

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