合格発表!
今日、富山県立入試の合格発表があった。
お向かいの高岡工芸高校を今年は二人受験した。
不公平になるだろうか?と行くのをためらっていると、車を置かせてくださーい、とTさん親子が来られた。一緒に行きませんか?とお母さまに言っていただいて、私も一緒に行った。
教室に入ってこられた時には、もう、私が心配でウルウルになっていた。
お母さまが、もらい泣きされる、というおかしな現象。
見に行った。
合格だった。二人とも。
ここが富山県を愛するところなのだけれど、誰かが大喜びしたりしない。
ある男子のグループがいた。
その中に、一人のちょっとふっくらした人柄のよさそうな、そして、賢そうな男子がいた。
「みんな、番号、あったん?俺、なかったわ。」と、みんなの雰囲気を壊さないように言っていた。
この子、自分の番号がなくて、辛いだろうに、表情も変えずに、みんなにさらりと言ってる。
器の大きい子だなあ、と感心して、でも、せつなくて、泣いてしまった。
自分の生徒が合格して、嬉しくて泣いて、でも、その子の様子に、また泣いてしまった。
なんと塾生の友達だった。
あの子、なんとも慕わしい雰囲気のいい子だったなあ・・・。