成績上昇と尊敬するバイト生💛

October 21, 2018

 

昨年入塾して、すぐさま成績が勢いよく上がった生徒が、ここにきてようやく調子に乗って、いろんな教科で、心を落ち着かせて、学習できるようになってきたようである。

 

実は、彼に対しては、あれこれと工夫してきた。

チェリーは、原則的にに大学生のバイトさんに指導してもらうことはない。

でも、もしかしたら、彼には、自分の年齢に近い学生さんなら、うまくアプローチできるのではないか?と考えたのである。

 

今日、「結構、今、僕、いい感じだと思うんです。」と言ってくれた。やっと勉強に乗ってくれた感じである。

 

自分の教え子で、ある意味、彼なら、という抜擢をしたのである。

その生徒さんの、いろんなことをあんまりうまく決められないそのペースにも合わせてくれるんじゃないかな?と思ったのである。

いろんな生徒さんがいるけれど、稀に、本当に稀に、そこでそれを言ったら、このペースを崩してしまうから、と思われる生徒さんもおられる。

彼がクラスにいると、どうも間延びする雰囲気がある。

それにうまく合わせてくれそうで・・・。

ときどき、英語の勉強をしながら、長文を読みながら、二人で相談して、理解できないところがあると、ほかの指導をしている私に、二人そろって質問に来てくれる。

その私の答えを聞いて、「ほら、やっぱりそうだったでしょ?俺の言ったとおりじゃん。」なんて、自分の実力を見せつけようとしたり、あるいはできない自分を卑下したりもせず、ちゃんとわからないところを訊きに行く姿勢まで伝えてくれている。

 

指導後、よく二人で、玄関を出て、楽しそうに話をしている。その姿を垣間見ながら、原則ばかりが大事なんじゃない。フレキシブルに、あれこれ考えて、思いついたことは何でもやっていけばいいんだな、やってみればいいんだな、と思っている。

 

その先生が、ある生徒が、私に、あまり良くない成績を報告しているときに、ボソッと言ってくれた言葉がある。

 

しんどいやろうなー、と思って・・・。

 

しんどいって、誰が?生徒?

 

と訊ねると、僕は生徒の立場でものを考えてしまうんで、あんな成績を、報告しなければならないなんて、と心を寄せてくれている。

 

ああ、いい先生だなあ、と思う。

私は、件の生徒に言い渡したのである。

あなたを見ている暇、櫻井先生にはありませんから、私の時間がもったいないから、悪いけど、あなたは学生のバイト生に見てもらいます!と。

 

私の指導に、ダレて来ていた彼に喝を入れたかったし、ちょっとリフレッシュしてほしかったし、何より、もう、後がない、と思わせたかったのである。

 

でも、この中間考査対策に、私が彼の指導をしたら、国語の成績が、グッと伸びた。

何のかんの言って、信頼関係はあるらしい・・・。笑

 

 

二人が一緒に玄関を出ていくときの様子を、「なんか雰囲気、似てない?」と言ってみたら、生徒たちから、兄弟みたい、という声が上がった。

 

どこか落ち着いた雰囲気のある先生と、おっとりした生徒さんの、二人ともに気品のある感じが似ているなあ、と思うのである。

もし、生徒としてでなく出会っていたのなら、そのまんまの性格を、人として、私は、まんま愛しただろう。

けれど、教師として出会ったら、それはそれでしなければならないことが出てくる。言わなければならない言葉もある。

それが、立場ってものである。

 

 

 

 

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