兄のことー続編
真ん中っ子、どうにも困っていたときに、兄からのメール。
来月、また、大阪に行きたいんだけど・・・?
渡りに船!と兄に即座に電話して、あれこれしゃべっていた。
私の気持ちも聴いてくれた。
あれこれ話を整理してくれる。
お父さんは、生きる気力が強いんだよね?
でも、お母さんが不安なんだよね?
なんて。
こないだ会ったとき、本当に穏やかで、そんな、かつての何かがあって、それにこだわって、なんてことはないと思うよ。などなど。
僻んだ真ん中っ子。
私があれこれしているのに、とちょっぴり不満だったのである。
母も、私の気遣いに対して、ちょっとは感謝してやってよ!と思っていたらしい。
でも、大阪に帰った折など、父は、私を連れて買い物に行きたがったりする。
要するに、なんでも言えて、甘えても大丈夫、と考えているのだろう。
母についての愚痴もちらほら。
母からも、父についての愚痴を聞かされる、私・・・。
お父さんたら、こんなんで、お母さんが困ってて・・・。
僕は、あれこれ言う立場にないから(外国暮らしが長かったりしたし。)、出しゃばったらダメやと思ってるから。でも、僕が言っていいんやったら、お父さんに言ってみよか?と言ってくれた。
私も、関西に住む妹が実質両親のことを気に掛け、今までは、何かあったら動いてくれていたから、彼女を立てて、自分は、あまり出しゃばらないでおこうと思っていたのに、今は、私があれこれ実際的なことをしている面がある。
ソーシャルワーカーの方とお電話で話したり、あれこれ兄妹が会って、できるだけのことをするために。
でも、こんなことで、兄を頼れるようになるとは思っていなかった、
二つ下で、しっかり者で、一応、勉強もして、ということになっていた。
一番頼りになる娘、ということだったらしい。その分、よく叱られもし、まあ、ある意味、両親は対等か、それ以上に私の判断力を買ってくれていたのだろうと思う。
でも、いざ、ということになると、長男の威力は強い。
母とも話していたけれど、ここは兄の出番!である。
それにしても、どんな人間関係にしろ、仲良くチームワークを組んだときほど、力強いことはない。
兄の力に頼ろう!!
でも、思うのである。
今、しっかり両親のことを気に掛けなければ、と。
生徒が見ている。
これからの高齢者社会で、私たち大人が、どう振る舞うかを。彼らは見ている。
いわんや、わが子たちが、私の振る舞いを、感じるに違いない。
兄の娘も、妹の娘たちも、である。