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クジャクの話💛
- Mayumi Sakurai
- 2018年8月29日
- 読了時間: 2分

先日、高3の生徒から添削依頼された、国語の評論。
そう、生態学の話。
評論がめっぽう好きな私にも、好きな分野の話とそうでない分野の話がある。
生態学は、馴染みのある分野であるわけではないにもかかわらず、時折、はっ!とさせられる発見があって、どうしようもなくピン!ときて、はまってしまうことがある。
ところで、私は、古城公園が大好きで、特に、動物園に行ったときは、思わず、あれこれ感慨にふける。
フラミンゴを見て、あまりの色の美しさに、「あんたら、絶対全員(全鳥?)、みんな一緒にペンキでその色塗ったんやろ?」と真剣に聞いてしまうし、暑そうに突っ立っているペンギンには、『水の中に入った方がちょっとは涼しいんと違う?』と言ったら、本当に泳いで、どうも私に対してそれなりの芸を披露してくれたようなときまであった。
その不思議さに惹かれるのは、クジャク・・・。
ねえ、あなたの羽根、絶対中国刺繍と違う?ほんまにきれいにできてるねえ・・・。
誰か美しい人が刺繍したに決まっている?その美しい羽根に見とれてしまう・・・。
その彼ら(クジャクのオス)の羽根の美しさの理由が書かれた評論で、しかも、綿密な分析がされていて、とても面白かったのである。
正直、高3の指導になってくると、出会う文章が面白くなってくる。英語も然り。
時折、こういう心から納得できる論に遭って、解答を考えながら、しあわせに浸っている自分に気付く・・・。
どんどん自分の中の知的好奇心が満たされていく。
しかも専門ではない分野で・・・。
ありがたいなあ、と感謝している。
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