忙しい5月1日ー御車山祭りと櫻井真弓の誕生日とインカ食堂でのランチと大学出講初日!
なんとも長いタイトルを着けてしまったが、何日か前から、5月1日は、先生4つのことがあるよ!と関心ありげに言ってくれていた生徒さんがいる。
彼女は射水市の人だからかもしれないけれど・・・。
なんで、4つもあるの?と訊いてみたら、
一つ目は御車山祭りやろー?先生の誕生日やろー?それから、友だちとランチやろー?それから、大学!
そうそう、どれも素敵ね!
ランチは、思いがけない場所ですることになった。
友だちが提案したのは、新しくできたペルー料理のお店。
富山市のCICの地階にできたお店らしい。
ペルー料理?と思ったけれど、考える時間もなかったので、サッとネットで調べて、おいしそうだったから決めた! それに、最近、私は、自分には中米のコーヒー豆が合う(苦みと酸味のバランスの問題らしい。ほかの人がおいしいと言っても、自分には合わない、ということもあるらしいし。)ことが分かり出し、中南米に関心を持ち出した経緯もあり、まあ、物は試し、と思った。
写真のランチをいただいたわけではない。
私たちがオーダーしたランチは、豚肉のソテーにカレーソースがついているもの。それから、プリン型をしたライスとなんだかわからない黄色かオレンジの何かがワンプレートになっていて、後はサラダとスープ。サラダは、入っているものは、普段私たちが食べているものとそう変わらない。レタスにルッコラにきゅうりにプチトマト。ドレッシングが、初のお味かな?スープは、飲んだことのないお味。ちょっとまったりとしていた。
これなにかしら?と黄色かオレンジの、これまたライスよりは小さなプリン型の面白い味のものをフォークを使って検討してみる。
思ってから、お店の人に聞くのとほぼ同時だった。
お芋かな、と思うんですけど・・・、という友達。
『基本はジャガイもです。』と言われ。『レシピを教えていただくことはできませんか?企業秘密?』なんてお聞きしてみた。
『いえいえ、できればサツマイモにしていただいて、オレンジジュースで煮れば・・・。』と結構細かく説明してくださった。サツマイモの種類は何でもいいみたい・・・。
『また、関心を持っていただいたのなら、いらしてくださいね。』と言われて、地図帳が頭に浮かぶ・・・。ペルーはあのあたり・・・。行ってみたいなあ。
その後、ほかのお店でお茶をしていて、写真を撮っていなかったことに気付いて、お店に寄ってみた。
CLOSEのプレートが下げてあるにも関わらず、ドアが開いたので、入って挨拶して、ブログに書きたいので、と言って許可をいただいて、ちょうどそこにあったランチを写メした。
『ありがとうございます!』と言って出ようとしたら、商談中のオーナーさんが、振り返って、ちょっと真顔で、『さっきのレシピですけどね、やはり、サツマイモにして、オレンジジュースは100%のにするのが秘訣らしいです。』と言ってくださった。横からほかの方が、『ちなみに、今日のは紅あずまでした!』とのこと。
その後、大学に行って、授業。
なんと昨年ご一緒した、気の合う学生さんたち。
一人は地元高岡市民。
『今日、たいへんだったよねー。道が混んでて・・・。』
『ほんっと、そうですよねー。』などという会話。
彼は、何と、山車に乗った経験があるそうな。どの車に乗ったの?と超ウラヤマシイってカンジーの私。
ところが・・・。
その後発覚・・・。
私たち二人を奈落の底に陥れるような。事実・・・。
テキストを持ってきてくださった先生も、ほかの学生さんも、誰も御車山祭りを知らなかったのである・・・。
授業中(その内容は、私にとっては面白く、いくらでも話せる―いや、あまり深くなりすぎてはいけないのではあるが。)、立ち直れない私。
どうする?あなた、今日、夕飯のときに、家族とこの話するでしょう?と高岡の彼に訊いたら、『なんでわかったんですか!?』というから、そりゃあ、高岡の人間にとったら、大問題でしょ!と答える私。
隣の子に、『知っとるやろ?普通・・・。』とほぼ抗議する彼。
さあて、どうする?
ちょっと、なんかせんなんで!と談合する私たち。
誰かいい知恵貸してください。
宣伝してきますので・・・。
それにしても、御車山祭り知らんなんて、富山県民として、もぐりやろ?などと、心の中で悪態つく私・・・。呉東には届いてないって?そんなわけないと思うんだけどなあ・・・。
その夜、ランチをご一緒した人からのメールに、どうもレシピを聞くところが私だったようで・・・。
彼女も書いてくれていたけれど、レシピを再現するのが好きである。
何か食べに行って、『これは?』と思うものがあったら、ついやってしまう。
彼女は私の手料理を食べるのを楽しみにしてくれているので、ちょっと頑張ってみようかな。
そう言えば、時の経つのを実感したことがあった。
富山市の駅の北に住んでいたころ、CICの地階に、まだ小さかった娘をバギーに乗せて、食品の買い物によく行った時期があった。一人だったので、あれこれ遊んだ。ピアノの先生がおっしゃっていたけれど、一番目が女の子だとお人形さんね!と言われていたように、私は、ちくちく手縫いで、お砂場遊び着を縫って着せたり、あれこれ好きなようにしていた、安い布に、胸にワンちゃんのワッペンを付けたら、それなりになったっけ。
ある日、買い物に出かけた。100円ショップで買った、可愛いたくさんのぼんぼりのようなパステルカラーの丸いのが5つくらいついてる髪飾りを左右高めの位置につけて、ピンクのマントを着せていた。それを、あるお店屋さんの若い人が2,3人見つけて、『かっわいいー!』を連呼してくださった。愛想良しだったので、何を言ってくれているのかわかって、本人はちゃんと手を振っている。またまた、『かっわいいー!』と手を振ってくださった。
よく考えてみると、今回お食事した、『インカ食堂』の場所でのことだった。
若かった自分が、○○年後、まったく違う立場で、スーツ着てお食事しているなんて想像もできなかったなあ。そもそも、社会復帰できるとも思っておらず、夢物語のようだったっけ。
それにしてもかわいかった、なあ?笑
お腹の大きいお友達に、これからね!と思った私。これから、子育て。楽しみも苦しみもこれからたくさん!
先輩として、ちょっとは素敵!と思っていただけるような生き方をしていかなければなあ、と決意を新たにしたのである。
若いママさんである彼女への愛情をこめて💛