祝合格!
今年は、3月22日の国公立二次試験の合格発表が、今年の受験の最終日となった。
それまで、受験が終わった日が、その年の受験の終わり、と考えていたが、精神的には、最後の合格発表をもって、その年の受験が終わるのだなあ、と実感した次第である。
高校受験組は、発表も終わり、もうはや入学に向けて春期講習を始めていたが、合格発表の結果を聞いて、ホッとしてしまった。もちろん、気持ちも、なんだか空の巣症候群状態・・・。大学受験生を送り出すということは、旅立ちと別れを意味することでもある。でも、教師である私には、次から次から指導が入ってくる。
しばらく、ああ、合格実績を張り出さなければ・・・、と考えてはいたが、指導に追われ、とうとう、大学入学後に備えて、英語の指導を、と依頼されていた生徒さんと、その友達(塾生)に、指導のついでに?アルバイトをしていただき、窓ガラス掃除と、その後、 結果を張り出してもらった。
理系の彼女は、セロハンテープのはがし方をネットで探し、私に○○ありますかー?なんて言って、二人で窓ガラスを徹底的にきれいにしてくれた。その後、私が出した合格実績の紙を一字一字切り抜いて(フォントを選んで、印刷したのは私です!)、きれいに張り出してくれた。このレイアウト、私はとっても美しいと思っている。一つ一つの学校名の後ろに、生徒さん一人一人の顔が浮かぶ。一人一人とんでもない努力をし、時に泣いたり笑ったり、あるいはほぼほぼ喧嘩になったりしながら、それぞれが勝ち取った合格である。
外から眺めていて、この順番は?と訊いたら、Kちゃんが、進学先を下の方にするのは失礼だと思いました。なんて、きちんと心のあることを言ってくれた。
ああ、育たれたなあ、と嬉しくなった。
まだ高校の合格は張り出せていない。
お二人のご活躍のおかげで、私は決意したことがある。
今年は、絶対、私を助けていただける女性(私は女性好き💛でも、いい寄ったりはしませんからご安心を!)に来ていただいて、一緒にあれこれ取り組みたいなあ、と思っているのである。
講師6人で、乗り切った受験指導。
誰一人がいなくても、乗り切れなかっただろうと、今は感謝の気持ちでいっぱいである。
ちょっと怒ったり、たくさん笑ったり、一緒に大変な時期を乗り切ったことで、私もたくさん成長させていただいていると実感している。そうして、なんとか無事に年度を終えさせていただけたことに、安堵と共に、やはり大きな感謝の気持ちでいっぱいになる。