仕事
今日は、県立高校の入試第一日目。
今週の火曜日に、中三クラスの指導を終え、そのあとは、『毎日自習に来ていいよ!』と言って、指導のない時間は、一緒にいて、質問に答えたりしていた。
今日も、今、目の前で、自習している生徒さんがおられる。
あんまりリズムを壊さないように、とか、前日位お家にいたら?と思う気持ちもあるけれど、『先生の顔が見たい!』と言って来てくれた生徒さん。
一方私は、実務仕事が溜まりに溜まり、その処理に奔走する日が、昨日から始まった。
もちろん、県立入試と二次試験の結果を気にしながら、でも、こんな緊張感走る日に、私は何やってんのだろう?という勢いで、実務を片付けている。
昨日は二時半まで仕事をしていた。
仕事になるのかならないのかわからないが、ここのところ、ある方のお話を伺う時間が多かった。
人を理解することは難しいが、その人の気持ちや気分、今の状況に至ったその過程をお聴きしてみると、それぞれに事情があるのだろうという気がしてくる。 咎めずに、ただただその気分をお聴きしていれば、見えてくるものもある。
なんであなたが聴くの?という意見や、僕なら切ります!などと言われながら、でも、放っておくわけにもいかなかった。
実務ができない、しなければならないのに・・・、という想いで、どこか焦りながらお聴きしていたが、そのうち、『今は、このお話を聴くことが私の仕事なんだなあ。専念しよう。』と思い、お聴きしている間は、そのことに集中することにした。すると、今日は、お相手から、『時間を取って、申し訳ないから、仕事してください。』と言われることになった。
今日、私は、一仕事終えたことになる。
大きな大きな仕事だった。
県立入試とは違う、そうして、同時並行で進めてきたような仕事だった。
腹を括ると強くなる。
これで行こう!と思えた。
そうして、これからまた新たな気持ちで進んで行こうと思えたのである。
明日、二日目。
健闘してきてほしい。