睡眠不足―眠れる喜び💛
ここのところ、ずっと睡眠不足である。
そんなの受験生なら当たり前、って?
でも、今日は、睡眠不足だからこそ、ああ、眠れるんだなー、とつくづく思えた。
毎日、思うようにたくさん眠っていたら、眠ることの喜びも、ありがたさも気付くことはないだろう。
頑張った日々があって、それから、ちょっと苦しい想いもして、だから、休息がありがたい。
足りない、って、もしかしたら、それがあることの大切さを気付かせてくれる、大事なことかもしれないなあ。
ないことに意味がある、なんて、老子みたいだなあ。
もっともっと疲れて、もっともっと頑張らなければならない日々があった。
ここ数日は、大学時代や、新卒で勤めていた教員時代を思い出す忙しさだった。
というより、冬からずっと、受験に付き合ってきた。
一人一人にとって、何か思いが伝わるような、何かその子その子にできることをしてきた。
伝わるか伝わらないかは相手次第。
ただ、私の中に、私がその人その人を一生懸命に思った、という時間が残っている。
それは、生徒さんであり、保護者の方であり、一緒に指導してくださっている先生方であり・・・。
とにかく、自分に関わってくださった方のしあわせを祈って行動しているつもりではある。
大悪は小善に似たり、という言葉の意味をかみしめるようになった。
誰かを安易に助けたつもりで、その人の自立を阻むような親切をしてはいけない、という意味の言葉である。
自分の行動が、安きに流れているものでないよう気にしながら、それから、いつもできるだけ視野を広くもてるようにと気をつけている。