風邪かと思いきや・・・。
先日、少し喉が痛くなって、少し微熱があるので、クリニックに行った。
先生も、風邪かどうかわからないご様子。少し喉は赤かったみたい。
「風邪薬出しとく?それとも葛根湯で様子見る?」とお訊ねがあり、私は葛根湯大好きなので(緊張型頭痛持ち―と言っても、最近ほとんど出ないが。―にとっては、とっても大切な存在。)、「葛根湯ドリンクってあるじゃないですか?風邪薬をいただいて、葛根湯ドリンクを買ってきたら、どうでしょうか?」と素人の私、なんでもありの質問をする。
「どっちか一方の効果しかありません。」と言われて、それならば、早く治した方がいいに決まっているから、風邪薬にしていただいた。
教室で、生徒の指導をしていると、先ほどののどの痛みなんて吹っ飛んで、楽しくなって、少々の熱とお付き合い。どうも、やはり風邪ではなかったようである。
「アホは風邪ひかない」を関西人風に実地で生きてる私は、もう、数年風邪をひいていない。高熱なんか出さない。子育て時代、しょっちゅう疲れて、風邪ひいて、寝込んでいたのとは大違い。
ただ、若干知恵熱の疑いあり、で、三日間ほど、お休みできる指導はお休みいただいた。
たまに知恵熱を出す。
そうして、熱を出した前後で、状況は大きく変わる。
だから、やはり知恵熱のようである。今回の間隔は短くて、ちょっとびっくり。
何かことが起こり、びっくりして、熱を出す。今回は、ちょっと根を詰めて本を読んだせいかもしれない。先日、横で見ていた人が驚いていたのだけれど、これは、決して褒められたことではないにせいよ、とにかくとんでもないスピードで文献を読んでしまう。隙間時間にしか読めないからでもあるけれど。で、時に、頭の中の処理が追いつけないらしく、熱を出す。大学受験指導で、英語や国語の文章を読み続けて、というときもある。
しかし、そんなときに新しい出来事に遭遇すると、これは、よいことに対してびっくりすることが多いけれど、小さい子が知恵をつけたときに出す知恵熱よろしく、少々の、しかもけだるい状態の知恵熱を出す。
で、晴れて熱が引くと、この世は別世界。新しい展望が拓けている。ハハハ。
なんでも知恵熱を出す、というのは、ある筋の方からのお話では、細胞レベルで、自分が変わるということらしく、どうも知恵熱を出すたび、さなぎのごとく、脱皮しているようである。
だから、私の三日前は大昔、ということになる。新しい出会いもあった。
もちろん生徒さんもそうだけれど、それ以外にも素敵な出会いがあった。
先日、O先生が、一年後、この塾、どうなってるのかな、とふと思った、と話された。
そりゃあ、全然変わってますよ、と私。たぶん、私たちが想像なんてできないように。
だって、一年前には、考えられなかった状態に、今現在なっているのだから。
状態の変化に、私たち講師が柔軟に対応していかなければならない。
教室、ということで言えば、高校生が増え、しかも、大学受験生が、とても多い。と言っても、教室のボリュームから考えてのレベルではあるけれど。
もうはや、既卒生、高3生に加わって、高2生が受験クラスに加わっていたりしている。
中学生は、国語で、オリジナル問題を解いてもらうことが多くなった。
テキストの表紙も、卒業生の、デザイナ―さんにお願いして、それなりにカラーが出てきたりしている。
最近、県立入試も、中教研も、国語の問題は、難化傾向にあるように思う。
しっかり考えさせられる問題が多くなってきて、中学生に、考える力を養ってもらいたい、という、作成していらっしゃる先生方の想いが伝わってくるようである。
それならば、私も本領発揮。
オリジナルの、考えていただける問題を作りましょう、というわけで、中学生の春期講習あたりから、折々、オリジナル問題に取り組んでもらっている。
それから、小学生から、国語と算数は、取り組まれていた方が、将来的には、とっても役に立つなあ、と実感している。漢字練習と意味調べだけでも、相当に力が付くけれど、やはり読解問題ーしかもそれなりに考えさせられる問題を解いてきた子たちの国語力が相当に上がってきているし、何より、国語を楽しいものととらえてくれるようになっているみたいである。算数も、結局、中学校で、数学的に学ぶ前に、計算力を養っておく、という意味があるけれど、高校数学に入ったとき、代数処理の力が、問題を解くときに、いかに重要かということを考えるとき、とても役に立つし、小学校の算数は、実はとても面白いものだと思う。
センター数学の図形問題を解いていて、もちろん着想的な問題もあるが、十分中学数学の力で解けるものもある。それでも、代数処理で、失敗したら、結局失点してしまう。計算力の確かさは、大きな力となる。
ということで、ゴールデンウイークは、大学の授業がないのこともあって、お休みした分の振替をして忙しくも充実している。ついでに家事もちゃっちゃとやって、特に衣替えなどを楽しんでいる。
ついでに教室も、少しずつ片付けて・・・。
なんのせ受験期から、春期講習、新年度、息つく暇もなかったから、ようやく、着手ということになる。
今日は、少しお買い物をしてこようかな。
などと、おそらくは思っているだけかもしれないけれど。