大事なもの

もう、嫌になるくらい、どうも、教育、というものが大切なようである。
自分の教育活動、というものが大事で、自分の講師という立場ー国語の教師ーというのは、誰にも譲れないものを持ってしまういわゆる、魔法の杖かもしれない。実は、もう一つ、私をめちゃくちゃ強くする分野があるのだけれど、その知識のおかげで、言葉という武器を持つ、と言われるのであるが、どうも、自分の中の何かに触れるのは、教育のようである。
どちらかというとソフトなイメージ、なごみ系のように評されることが多いのに比べ、いったん教育活動になると、こんなに強い面、あったん!?と自分でも時折、びっくりしてしまうことがある。
かつて、先輩の先生に言われた。先生って、表面的に見ているだけとは違う面があるよね。思ったより強いというか・・・。
と言われて、女性が強い、ということを、否定的に見る感じがある校風だったので、いやっだ―!と言ったら、違うのよ、そういう意味じゃなくて・・・、と親世代のその先輩に言われた。芯が強いっていうのかなあ、なんて。
じゃなくて、きっと、誰にでも大事なものがあって、その分野にだけは強くなる、みたいなものがあるのだと思う。
それにしても、この、教育バカ、どうにかならないものか。
今日も、面談で、結構フランクにお話しできるお母さまと話していて、先生の信念は、よーくわかりました!と言われて、「ほんま、なんとかならないかなあ、と思うんだけど・・・。若いときから、ずっと。」と返すと、「ずっと、そのまんまですよ・・・。」と、半ばからかわれて、笑われた。
きっと、その通りだと自分でも呆れつつ、仕方ないなあ、と苦笑しているのである。笑