今年度最後の大学の授業
今日、今年度最後の大学の授業があった。
後期は、2,3年生で、ちょっと専門性が高くなるだけに、大変面白い授業だった。
国会中継の話をしてどれだけ笑ってきたことか。
一昨日、昨日と、仕事をしながら、国会中継を観ていて、やはり、大変面白かった。
教室の生徒たちは、最近、私の趣味を、「国会中継を観ること」と認識して、笑っている。
国会でのやり取りを再現して見せて、ねえ、ちょっと観てみー、録画して観たらええやん、などと、国会中継を観ることをお勧めしている。正直、あれほど面白い番組があるだろうか。
しかも、みんな一生懸命だったりして、その熱さが、すごく面白くて、今時、どこで、あんな熱いものが見れるのか?という様相だった。まあ、私がたまたま観たときに、熱戦が繰り広げられていただけかもしれないけれど。
ちょうどアメリカがトランプ政権に交替した直後もあるだろうし。
かつて、当時の国会議員さんが、なぜだかやって来られて、私はさんざんあることを訴えたのだけれど、その同じ党の参議院の女性議員が、一生懸命、当時私が訴えたことと同じ主旨のことを述べておられて、「アッ、言ってくれてるじゃん!」と嬉しくなってしまった。
その富山県の議員さんは、たまーに顔を合わせると、にっこり挨拶をしてくださる。今は外れていらっしゃるけれど・・・。
なんでも言ってみるものだなあ、なんて思ったりして。私は、恥ずかしなしで、図々しいだけかもしれないけれど。
なあんて話がたくさんできた授業だった。
「私は、来年もあなたたちの授業をもちたいなー、と思ってるの。」と言って来た。
事務室でも、思い切り楽しかったこと、学生が、やる気があって、よくものを考えていて、そうして、かわいい、という話をしていたら、喜んでくださって、ただただ正直な感想だったのだけれど、私の肩をたたいて、女性の先生が嬉しそうに笑って、なんだか共感してくださったようだった。
年上になるほど、こちらとしては授業が楽になる。
楽しい一年だったな。
最初、慣れなくて、レジュメ作りに必死だったのに、ずいぶん慣れたなあ、と思う。
軽重のつけ方、どこを話せば、理解されるのか、など、少しずつ手ごたえを感じながらの指導だった。
一人一人の顔が目に浮かんで、それぞれのなんとなくの個性を思い浮かべて、そうしてこちらが投げかけた質問に、答えてくれるその様子から、それぞれの人柄がにじみ出ていたのを思い出す。
本当に素敵な学生たちだと思う。
また彼らの担当をしたいな。