試験
大学の後期試験の真っただ中のこの時期(もう終わっている大学もあると思うけど。)、思い出すのはレポートの山。
いったい原稿用紙、何枚書いたっけ?
いやいやレポート提出は、もう少し前で、試験勉強に追われていたのだったっけ?とりあえずお正月は、参考文献を読むのに忙しかったような気がする。
小論文指導をしている。
あるいは、国公立二次用の国語の場合、よく、私が使う言葉は、「あなた、逃げたわね!」
核心部分を書かずに、その周りをうだうだ書き連ねる解答を見ては、「逃げてる!」
指導が始まった最初のころ、その言葉を聞いた、男子生徒は、その鋭さに、ギョッとした表情。
で、逃げている、の意味を、細かく説明し出すのである。
今日は、中三生に、逃げている、と言ったかどうかはわからないけれど、核心部分の周辺を書いているのだと、指摘した。
国語は確かに見えないものとの闘いの部分があり、生徒の皆さんにとっては苦しい教科である場合もある。いやー、つくづく深い教科である。そこを愛してやまないのだけれど。
今年が初めての後期試験だという教え子が何人かいる。
大変な学部(理系も文系も)に在籍している教え子がいて、どうぞ無事に乗り越えてくれますように・・・、と祈っている。
私も大変な時期でもあるのだけれど、初めての後期試験は、もっとすごいだろう。
二年生から三年生の間に、たくさん落第させる学部もあるのだから・・・。
私たち京都の大学では、大体、勝手に留年して・・・、という雰囲気で、4回生の上は5回生、という感じではあったように思うのだけれど。
二年から三年、というのは、同級生の顔ぶれも変わるから、大変だろうなあ。
だから、落第や留年はなるべくしないでね!遠くから、あるいはわずか20キロ離れたところから、ちょっと、心配しながら、見守っています。みんな、立派な○○○になってね!○○○は、それぞれに違うのだけれど。