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送り出しました!


今日は、大学受験組の他県での私立受験前の最終指導日だった。

ようやく送り出せた。

明日、旅立つ生徒さんを送り出した。

そんな日に、自分が落ち込んでいるわけにはいかない。

少し楽しい、茶目っ気のあることをしてしまった。

またまた変わった塾だと言われそうだけれど、それをすれば、合格するというジンクスのある面白いことを、またまたやってしまった。ハハハ。

それから、指導も終盤に差し掛かった頃、今日、インフルエンザでお休みされたお子さんのお母さまが、近くに来たから、とお月謝を持ってきてくださって、なんとお手製の可愛いお雛様のクラフトをくださった。たくさんの方の手で、作ってくださったものだそうで、たくさんの想いが込められているようで嬉しい。玄関前のカウンターに飾らせていただくことにしよう。小さなお雛様が本当にほしくて、毎年探していたのだけれど、ピンとくるものがなかったのに、なんだか円満な、ふっくらとした、福々しいお雛様をいただいて、ご縁を感じる。このお雛様のように笑って過ごしたいものだ。

女子生徒の指導だったから、「なんだかいいことありそうね!」と一緒に喜んでいた。彼女の門出をお祝いしているみたいである。第一志望は、まだ先の受験になるけれど、受験というのは、自立の第一歩。本当に門出、という感じ。

精一杯頑張ってきてほしい。

静かだけれど、芯の強い、こつこつ努力する可愛い生徒さん。誠実な彼女の努力が報われてほしい。

彼女の姿からは、本当にたくさんのことを学ばせていただいた。

受験って難しいものではなく、目の前にあることを、とにかくこつこつと一つ一つこなしていくことなんだなあ、と改めて思わされた。ことさらなことは何もなく、テクニックもなく、とにかく努力を重ねていくことなのだとしみじみ思わわされた。

で、やはり面白いのは、どうしてだか、女の子には甘くなる私。

どうしようもない。

声色まで、しぐさまで変わっていたりする。

先生、男みたいなとこあるんかもしれんわ、とおっしゃるお母さまもいらっしゃるくらい。女の子が可愛いって?

中三クラスでなど、もう、その態度の違いはすごい。

「そんで、○○、なんで最後までできてないのん?○○はまた、空白あるってわけ?」と言っておいて、女の子には、「まあ、○○ちゃん、また、きちんとしっかり解けたのね?○○ちゃんも、いつも通りきちんと仕上がったわね。」と声色まで変わる私。ゲラゲラ笑っているのは男子のほう。

でも、なぜか、女子は、きっちり自分でやるべきことをやっていて、注意する必要もなく・・・。あっ、ごめん。○○もやることしっかりやってたわ!ちょっとからかいたくなるキャラなだけやん!

自己責任と、教師の管理の配分が難しいお年頃の中学生。そこはいろいろあれやこれや考えて、対応しているつもり。自分自身で学習する姿勢を身に付けていただかなくてはならない。

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