いけない傾向・・・。女子を可愛がってしまう私!

今日は、中二生を怒鳴りつけた。
ここは、と思ったら、ものすごい剣幕で怒る。
二階で指導していらした先生には、あらかじめ、「ちょっと怒鳴りますけど、申し訳ありません。」とお断りしておいた。
そして、怒鳴りつけた後、謝りにいくと、「声で部屋が振動してましたよ。」と言われた。
私が怒鳴った後、二階の指導がシーンとしてしまったのは、言うまでもなかった。
最近、ドSだという噂。
ただし、女の子には、やはり、甘ーい声で、話し掛けてしまう。
立派な男尊女卑の反対ではないか!
中三のクラスを指導していて、男子生徒の後で女子生徒を指名するとき、男子から笑われるほど、自分でもおかしいのがわかるくらい、女の子には優しくしてしまう。
今日は、ザ・数学デー。幾何と代数の合わさった、私の大好きな問題。明日も続きをやろう!明日は、もっと難しいけど、気付けば、あっ!と思うような面白い問題である。そうして、明日は、確認のためのテストをする。今頃、理解し、徹底的に解けるようになるよう、生徒たちは、必死になっているはず、である。明日の出来が、楽しみ・・・。
今日、お迎えに来られた、お母さまが、お手製のお菓子をくださった。
「お食事摂る時間がないって聞いて。」とおっしゃって。
私は、こういう思いやりがありがたい。とっても心に響いてしまう。
お礼のメールを送ると、「いつもお菓子やお茶で癒されているようで・・・。」と返信してくださった。
指導だし、勉強だし、とも思うけれど、特に個別指導のときには、お茶や、そのときどきにあるお菓子で、二人だけの時間を作ってあげたりする。心が通じて、ホッとしてくれて、指導がうまく運んだりする。つまり、教師版、一人っ子の時を作ってあげるのである。女の子とは、ちょっぴり女同士の会話。男の子とは、ちょっといたずらっ子の気分を共有したりする。
確かに大忙しの冬期講習になってしまった。
スケジュールはびっしり。
私以外の先生がいらっしゃらなかったら、とてもまわらなかった。
そうして、私の気持ちをきちんと受け止めて、ときに私の茶目っ気も一緒に楽しんで、生徒さんの指導にあたってくださっている。
私は、ほかの先生方が、個別指導のときに、母に化けたりするのである。
お茶とお菓子を持っていき、「どうも先生、うちの○○がお世話になりまして。○○、しっかり勉強しなさいね!では、先生よろしくお願いいたします。」なあんて。
O先生にはウケてウケて、はっはっはっ、と笑われて、「お母さまみたいですねっ。」と言われた。
こんな調子だから、怒っても、本当に怒っているとはあまり思われないらしく、ドSでも私の想いだけはちゃんと受け止めてくれているようではあるが、それにしても、我ながら、本気で怒っている様子のときは、本当に怖い、と思う。