目が輝きだすこと!
それさえやっていればしあわせ、っていうことを一つ持っていればいい、とある人に言われた。もう、何年前だろう。
それさえやっていればしあわせっていうことが、結構たくさんある中で、これだけは、この二つだけは、ほかの追随を許さない、というものが二つある。
それは、受験指導。そうして、もう一つは、ある分野の勉強。
受験指導は、それは、人との心の交流も含めた、互いの精神的成長を伴う、共に戦う場である。その、工夫の連続が、それこそ自分との闘いで、面白い。そうして、その闘いの結果は、如実に数字に表れるから、毎年、11月から1月のセンター試験までが、一番しあわせな季節、なんて言ってはばからないところがある。数字を追いかけていく一面も出てくるので。高校受験も合わせると、3月まで、しあわせな季節、ということになる。
勉強は、汲んでも汲んでも尽きせぬ泉のように、その内容や量が半端ではないから好きである。生涯かけても、し終えることはできないかもしれない。
三度のごはんより・・・、というくらい、勉強と仕事が好きである。
認められたい、というより、楽しくありたい。そうして、自分が楽しければ、結果もついてくる。仮に結果を云々しなくても、プロセスで、十分に楽しませていただいている。
おかしいのは、結果を出したければ、プロセスを楽しんだり、プロセスを大事にすることが一番の近道だという気がすることだ。逆説めいているが、結果を気にすると、あんまり結果につながらなかったりする。ただただ、目の前のことに集中し、先のことは考えず、ただただ丁寧に目の前のことをこなしていくということの積み重ねが、結果を生み出すような気がしている。それは本当にシンプルな法則のように。
それから、人は、人が何を言ったかを聞いて判断をしない、その人が何をしたかで判断するんだ、という言葉も聞いたことがある。たしかに、子供は大人の背中を見て育つ。言ったことなんて、気にも留めず、何をしたかだけをきちんと見て、それをまるでお手本のようにして育っていく。生徒さんに成長していただこうと思ったら、私自身が成長しなければ、ということだなあ、と結論が出る。
努力しよう!