うれしいこと!
昨日はちょっぴり無力感を感じていたことがあったが、今日になって、勝手に無力感を感じていただけで、結構、物事は進んでいるのだということがわかって、うれしかった。O先生に電話して、お話ししてよかった。新たな計画を思いついて、何とか前に進めそうになってきた。そうして、いったい、自分が何をしたいのかということを明確にすることができた。
本業の、教室のことではない。生徒さんは、増えてきて、それぞれに成績を伸ばして、進歩しておられる。そういう意味では、みんな頑張っている。本業ではないが、でも、自分がやらなければ、と思っている、変に使命感を帯びた仕事のほうのことである。ある意味、悩んだ末に、新しい方向が見えだした。今度の出張と絡んで、あっ、そういう方向性もあったんだなあと思わされた。
こちらのほうに進めば、私は、自分をさらに追い込んで、新しい仕事の方向性を持つことになる。ただし、教室での仕事にも大きく関わるので、指導に手を抜く方向に行くわけではない。
私が、言葉の魅力に、そう、言葉の力、威力に惚れ込んで、その力を信じて、自分の仕事の手助けをしてもらう、そういう仕事だ。人に、人やモノの魅力を伝える仕事。その第一弾になりそうなものが、目の前にあって、時間をかけてでもいいから、良さをわかってほしい。文学、民俗学、言語学、身体学、すべてが集結して、高岡の良さ、日本文化の素晴らしさを語っているもの。
作品は、世に送り出せば、もう、書いたご本人だけのものではなくなる。誰かが読んでしまえば、ご本人の知らないところで、作品が独り歩きして、どんどん力を蓄え、そうして、いろいろな人の生きる力となっていく。伝えて行かなければならないものがある。その良さを、何とかお伝えできないものか。そんなことをこの数週間、考えてきた。その方策を探っているうちにいろいろなことと巡り合えた。とりあえず、動いてみよう。