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出会い直すということ


おかしなもので・・・。

先日、昨年から今年にかけて、お世話になった出版社の方からお電話があって、ある本の編集会議があって、すぐ、「チェリー・ブロッサムさんに、ぜひ、お願いしてほしい。」と言われたそうで、担当の方から、ちょっと恐縮気味にお電話があった。その方が、昨年、当教室に関心を示してくださって本に掲載されることになって、そのご縁で、雑誌に、今度は私という人間にクローズアップして、ということで、記事にしていただいたのだった。奥様も教育関係のお仕事をなさっていることもあり、なんと今は、このブログをお気に入りにして読んでくださっているということだった。

雑誌は教室にあり、差し上げた方もいらっしゃるけれど、保護者の方で、興味を持たれた方は、お家の持って帰って読んで来られる。貸出している。

つい最近、他県のテキスト会社の方からも、記事、読みました!すごく面白かった!と言っていただいた。

なんだか、高岡にある小さな教室なのに、勝手に独り歩きして、いろいろな人に知っていただいているようである。

ちょうど、どうしていらっしゃるのかしら?と思っていたところだった。音沙汰がないなあ、とさえ思っていた。これでお付き合いが終わっちゃうのかな?とも思っていたし、その出版社と関わりの深い、イギリスに行ってきたいなあとも思っていた。

まるで以心伝心のように電話があって、びっくりした。

昨年とはまた違って、私の方にも、掲載していただきたいことがたくさん出てきている。

なんと、教室には作家がいる。学者と言うべきか?

先生の書かれた本を、どのジャンルに入れていいのか私はわからないが、その本と著者であるM先生のことも盛り込んでいただきたい。すごい本である。わかる人にしかわからない、とんでもなく深い本。文学部出身の私にとって、馴染み深く、読めば読むほど深さが出てくる。

ついでに、目の前にいるM先生が書いたの?と思わされるくらい、私の知ってる目の前のM先生とのギャップがすごい。M先生は、本当にいろいろな面をお持ちで、いったい、どれが本当なのかわからなくなる。そういう天才肌の人っているのだろうなあと思わされる。少年みたいな顔してるかと思ったら、まったく大人な顔して指導されている。

私のレッスンのときには、もちろん先生の顔。頑張ってレッスンを受けているが、日本人的私の発音は、進歩はあるとは言うものの、毎回発見の連続で、毎回課題満載である。ちなみに、口の開け方、顎の位置、頭を上げて発音してはいけないなどと、身体的な面からもご指導いただいて、で、ご指示に従っていると、それはうまく発音できるようになったりして(あくまで自分自身の感想。)、すごい、とんでもない勉強をされてきたのだということがわかる。こんなこと、どこにも教えてくれるところはないだろう。

どうも、本質を見抜くのが、とんでもなく上手な方のようである・・・。

それから、私。

実は、ある勉強をしている身である。

教室の内実は、もちろん、充実させているつもりではあるが、それを、如何にうまく皆様にお伝えできるか、という勉強をしているのである。

今度の出張では、その肩書も、未熟ではあるが、とりあえず載せた名刺で、いろいろな人と名刺交換してくるつもりである。

よく知った場所だけれど、新たに出会うつもりで、出掛けて来ようと思っている。リフレッシュも兼ねて。そして、新たな仕事に一歩踏み出すつもり。自分の根幹を作ってくれた場所で。そう、場所との出会い直し。

それは、伝えたい内容を勉強することから始まる。

伝えたいもの良さを知り尽くさなければ、良いものは書けないのだそうで・・・。

私は、生徒さんの良さを、とにかく見つめ、生徒さん一人一人の、欠点をカバーできるくらいに良い点を伸ばしたいと考えている。

とりあえず、ライターが、二人いる教室ということになる。専門は全然違うけど。

その昔、文学賞に何度か応募したことがあったっけ。

最近、文学よりも、違う分野に関心が移ってしまっているので、もうそういうことはしないだろうなあ、と思っている。

これからの人生の中でも、出会い直すことって、きっとたくさんあるんだろうなあ。

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