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愛をこめて♡-永遠No.2の男性


もうすぐ、私のNo.2の男の誕生日である。おとめ座A型、おうし座A型の私との相性抜群!

彼と私は、絶対に結ばれない宿命で、その昔、どんなに愛を語り合っても、その将来、男女として結ばれることのできない相手であった。世の中、うまくできてはいない。しかし、彼が横で寝ていると、私は非常に落ち着くのである。すやすや眠っているだけで。起きれば起きたで、少々いたぶっても、へらへら~、と笑っている。しかし、たまに怒るとものすごく怖い。

自分の位置づけと言うものを非常によく理解しているので、無駄な主張はしない。そのせいか、人が大好きで、別に自分がどう思われようが、その場が和むことだったら、なんでもやって、率先して泥も被る。アホかというほど人のことばかり考えている。必然、彼を好きな人は多い。だが、イマイチ自分と言うものを評価してはいなかった。

ある日、彼に行ってみた。「あのね、結婚したかった人がいるの。」目を伏せ、うつむき加減に、本当にいわくありげに。「誰だと思う?」と訊くと、あまり動揺する様子もなく、「ヒント!?」と言うではないか?ウソッ!もうちょっと暗い顔してよ!次に私。「あのね、大阪生まれなの。」このあたりは効くだろうと思って、意味ありげに言ってみたが、「あー、俺やー。」とのんびり当てられてしまった。アッサリご名答!

いったい、どんな育て方をしたから、こういう自惚れ屋に育ったのだろうか?

当時は、頭の回るやっちゃな!としか思わなかった。第一、自分が大阪生まれだという自覚があるのかとびっくりした。彼が生まれた当時、住んでいたのは札幌だったから。

でも、最近、思う。自分が一番愛されているという実感があったんだな、と。

永遠No.2の男。No.1に空席があっても、絶対No.1にはなれない男。

もうそろそろ、彼も、誰かのNo.1になってもいい年ごろになった。素敵な人が見つかって、幸せになってくれるといいな。彼を愛してくれる女の子を、私は、きっとものすごく可愛いと思うだろうと思う。知らない子であっても。

私が彼を、もっとも誇らしいと思ったことがあった。野球少年だった彼はキャッチャーをやっていた。

キャッチャーとしての彼の性質を指導者にお聞きしたとき、「あいつが先輩よりキャッチャーとして優れているのは、どこかの塁に送球するとき、即座に判断して、相手が取りやすい高さ、取りやすい速さの球を投げる。」人のことを愛していなければ絶対にできない送球。人が好きなんだな。

そして、ナイスプレイをして、みんなから歓声が上がると、両手を広げて、ぴょんぴょんぴょんと、その場で二回転する。ナイスパフォーマンス。すごく盛り上がって、チームの士気を高める。

成績が、走りが・・・、なんて言うことより、そんな内面を培ってくれたことが嬉しかった。

何より、人を愛し、人に感謝する心さえ持っていれば、どこでだって、愛されて生きていける。

小さなとき、よくふざけて言った。

「ねえ、ねえ、○○ちゃん、ママのこと、お嫁さんにしてくれる?」

すると、彼。

「うん、大きくなったらねっ!」

ママのことをお嫁さんにするのはさすがにないだろうが、誰か素敵な御嬢さんが、彼を愛してくれますように!そして、素敵な家庭を築いてくれますように!いいパパになってるのが目に見えそう!ハハハ。

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