眠れない夜
昨夜は、眠れなかった。ようやく空が白み始めるころになって、ようやく少し眠った。
昨夜、知恵熱出しそうな一件があったからだ。
今朝、授業のあったO先生にも、話した。眠れなかったこと、そして理由も共に。
いまどきそんな人おるのん?という発言を聞き、それを話して、二人で、呆れた、いえ、感動した。
おかげで眠い。どうしてくれる、この睡眠不足。
そして、その発言のせいで、スルーしてことを運ぼうと思っていたのに、私はこれからその件を片付けるために動かなければならない。
これって、いつもと逆パターンだと思うんですけど・・・、とO先生に話す私。でも、それくらいの気概がないと、と頼もしく思っておられるO先生。
二人の年輩の教師に見つめられつつ、どんな先生になっていかれるのだろう?新進気鋭のM先生。
気骨のある若者は、見ていてさわやかだ。でも、年輩の人間がきちんと見守っていかないと、とも思う。
ついでに、女子高、女子大で、私がやっていけるかどうか、という話題を振ってみた。やはりO先生は、「いったい、Sくんと二人で、どんな会話してたんすか?」と言いながら、やはりニヤッと笑って、「やっていけると思いますよ。先生って、仮に逆境にいたとしても、誰かとなかよくやってる人じゃないですか?」と言うから、「私、そんなに逆境やったん!?」と訊いてしまった。彼は、「いや、人は誰しも逆境に立たされること、たとえば人間関係的に、とかあるじゃないですか?でも、誰か仲良しの人作って、楽しくやってく人じゃないですか。ただ・・・。」「女子校に行くには、ちょっと男性的なんでしょ?」と訊くと、「ははは、まあ。そうですね。」だそうだ。ほら、Sくん、やっぱりいけるって!
仕事では、いろいろな人と、いろいろな価値観をぶつけ合いながら、人間関係が出来上がっていくから、まあね。
漢文に登場する、気概のある男性を好ましく思う、と言うと、結構驚かれる。そして、自分も同じことするだろうというところがある。若い人がした気概ある発言に、私はどう対処していこう?放っておくわけにはいかない。誠意ある発言をスルーするわけにはいかない。
感動しつつ、ちょっと大変。そして、私がやってきたかもしれないこと。えらい年取ったみたいな発言をしているなあ。