夏期講習が終わりました!
明日からはいよいよ二学期。つまり夏期講習を乗り切ったわけです。
良くも悪くも、その時その時の生徒さんの状況に合わせて、教材もそして授業内容も変えることができるわけで、あれやこれやとやっていくうちに一か月は瞬く間に過ぎていきました。この業界にいると、たしかに夏は忙しく、なんだかジョークっぽく、「私の夏は、どこ行ったんやー!」などと言ってみたりして・・・。忙しいのが好きなくせして、すねたフリしてみたり・・・。
実は、仕事だけをしていたわけではなく、理系の授業を聴きながら、一緒に計算をやってみたり、ウェブでの授業を受けてみたり、O先生とコラボで仕事しようよ!と話し合ったり、経営系の講座に参加したり、悪友?とちょっとばかりショッピングセンターで、いたずらっ子してみたり(わたしばかりが笑われている。)、いろいろありましたっけ。今日、真剣だったのは、というか、今まで真剣になる時間がなかったのだけれど、英語のレッスンの宿題です。自分の苦手とすることがはっきり見えてきました。今日、先生のレッスンを受けたら、またいろいろ教えていただけて、新たに見えてくることがたくさんあるのだろうと思います。イディオムとして知っていても、発音するのはまったく別物で、どこが発音しにくいのか、わかって来て、楽しくなってきました。
先日、少しクラシックの曲の一部を弾いてみると、やはり身体のどこかに響いて、ホッとするのを感じました。大曲の、ほんの一部ですが、フレーズが、身体の深部に沁みとおっていくのがわかります。かつて、ピアノより、鍵盤楽器(ビブラフォンやグロッケンよりも、木琴であるマリンバやシロフォン)をたたくと、「あっ、この楽器と通じている!」と感じたことがありましたっけ。歌はもっといいかもしれません。相性って、絶対にあると思います。
文学書を読む機会が減って、大学受験国語で、小説や古文漢文を教えて、それで飢えをしのいでいた、という状態だったのですが、昨日、早く授業を終えることができたので、数時間を自分の時間にあて、かなり久しぶりに文学書を読みました。ただ、文学書、というには、かなり軽いけど、かつて文学の方面の会に在籍していたときには、課題本となるような本だから、やはり、文学書には違いないのですが。ちょっと物足りないけど、文学書を読みました。どの学年だったか忘れましたが、西鶴の「永代蔵」か「世間胸算用」から引いてある問題があって、面白かったので、久々に西鶴を読もうかなあと、またまた忙しいことを考えています。
先日の、勇気、で書いた件を実行しなければならないけれど、グズグズするのに、いろいろ言い訳を考えていますが、昨日深夜までおしゃべりしていた友人には、「ちゃんと行ってくるよ!」と言ったので、秋のうちには、実行しなくちゃ!と思っています。思っているだけという説もある。
ところで写真の男の子は、なんと夏期講習、富山市から通ってくれた生徒さんです。よくもまあ、遠いところから、いくら国語が・・・、とはいえ、ありがたいやら、もったいないやら、でも、本当に楽しく授業していました。中学一年生なので、まだまだ感性が瑞々しくて、私にとっては、とてもフレッシュな存在になってくれました。
そして、変則的ではあるけれど、二学期からも通ってくれることになりました。
高校生の、日常のお話とはまた違って、彼の日常でのお話は、とっても面白くて、で、少し大人びた風情のある彼との会話が、なんだかとっても新鮮でした。指導中、いろいろお話をお聞きするのも仕事です。