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一芝居


さて、女優Mayumiしなければなりません。M先生も巻き込んで!

本人は読むはずがないと信じて、書いているのですが、ある生徒を二軍?に落とすことになりました。

 つまり「櫻井先生の授業を受ける値なし!」だから、ほかの先生担当にして、いつか櫻井先生の担当に戻れるかもね?というお芝居をします。二軍担当はM先生。でもM先生は、れっきとした高校の先生の経験のある人で、しかも英語専門ですから、本当に二軍のフリです。大芝居も大芝居。本当は、特進に上がるくらい。

 そろそろ気合を入れなければいけない彼に、本気になっていただくには?という話になり、どうすれば効果的だろうと考え、昨日思いついて、自分のレッスンの後にM先生と打ち合わせをし、今朝お母様にもご相談して、こういう仕儀となりました。

 とてもO先生では、年齢的にも、講師経験としても、二軍のフリはできません。ここは新人M先生が適任です。

 私はウソをつくのが苦手ですが、ときどき、本当に上手に騙せるときがあります。

明日は、(私の憧れの)高岡○○高校の甲子園での試合がありますよね?

富山県代表に決定するまで、そして、代表に決定してからも、いろいろやりました。「私、甲子園、教室閉めて、あんたたち放ったらかして、試合、観に行ってくるから!」と言うと、高3男子は、目をまん丸くして、「ホンマっすか!?」。

ほかの真面目な女の子たちも、「私、甲子園行ってくるから。当たり前やん。あの高岡○○が出るねんもん!」当たり前に彼女たちは、「はあー。」・・・。その後、すぐに「ウソやん!受験生置いて、そんなことするわけないやん!」と言うと、「本当だと思った。だって、真顔で言うから・・・。」と大笑い。何人かついだことでしょう!

ほぼ十年に一回くらい、この手のウソをつきます。

えらい間の開かない大嘘をつくことになりました。ちょっと泣くぐらいショックを受けてもらわなければなりません。だって、彼の将来がかかっていますもの!

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