嬉しいお話

August 8, 2015

  教育者ではあるし、教育の世界で生きてきたことに誇りもある私ですが、不名誉なことに、どうも教師であることに偏りすぎて、経営者としては、なかなか・・・、と思われていそうだったのですが、で、雑誌の取材を受けた記者さんにも、「経営者じゃないなあ・・・。」なんて笑われていた私ですが、今回、一応、経営者として、一歩を踏み出したことを認めていただいたような、素敵なご提案があり、ご指導を受ける対象にしていただけることになりました。「ぜひ櫻井さんに来ていただきたくて・・・。」なんて、ちょっぴり顔が赤くなるような素敵な表現で、経営系の実務の勉強をさせていただくことになりました。「うちみたいな小さな所帯のところがそんな対象にしていただいてもよろしいんですか?図々しくはありませんでしょうか?」とお聞きしてしまいました。

 

「櫻井さんに・・・。」とか、「櫻井先生に・・・。」なんて言葉を、教室を開いてから、何度か言っていただきました。ご自分のお誕生日には、お気に入りのお得意先に、好きな特典付きで、契約できる、というサービスを「先生が、少しでも仕事がしやすいように。」と使ってくださった方がいらっしゃいました。京都・大阪に旅行していた昨年の初秋に、富山から電話してくださって、「この間、教室の前で見てたら、普通に生徒がいて、先生が授業してて、自習している子もいて。しっかり塾してた。」なんて、嬉しそうに、電話の向こうで言ってくださってましたっけ。まだ開校して間がない頃、生徒さんが増えてきたことを、本当に嬉しそうにしてくださっていました。「なんか先生が仕事しやすくなるような何かがないかなあと考えていたんです。」なんて言っておられたのですが、そのあと、本格的な秋になって、ご自分のお誕生日に来られて、「実は・・・。」なんて言い出されて、そこまで言ってくださるなら、とお世話になることにしたことがありました。この方が来られるたびに、私は少しずつ教室運営に本気になってきたように思います。新しい機器が入って、教室が教室らしくなって、私が少しずつ本気になって。だから、長期出張で、大阪、九州に行かれて、本当にさびしい想いをしましたし、今は奈良県にいらっしゃるそうで、富山に帰って来ていただきたいなあと思っています。理系のO先生に雰囲気がよく似ていて、私は、この方も、なんだか弟のような気がしています。この方にもお姉さんがいらっしゃるそうです。

 どうも、お姉さんのいる弟とは気が合うようで。でも、O先生はお兄さんのいる弟。O先生と私の共通のお知り合いで、O先生と同じ教科だった今はもう亡くなられたK先生もお兄さんのいらっしゃる弟でした。やんちゃ坊主のようで、ほとんどしゃべったこともなかったのに、よく、立ててくれもしたし、かばってもくださったなあ、と本当によく思い出します。さんざんお世話になったのに、誰も教えてくれなくて、亡くなったことを知ったのは、なんと1年後でした。ショックでショックで、仕事をしていられなくて、何度かご実家のある方面まで車を走らせ、無人の交番から電話して、警察に住所を教えてもらって、お家の前まで何度か行ったけれど、訪ねることはできませんでした。亡くなったとお聞きして、どれだけ自分がお世話になり、どれだけ思いやっていただいていたかを思い知るありさまで、自分のぼんやり度をどれほど恨んだかしれません。恩がある人には、すぐにお返ししておこう、せめて感謝の気持ちを表現するのだけはためらうまいと、誓ったものです。ほかの先生方には、差し入れにささやかなお菓子を配ったり、激励の言葉も掛けていたのに、そして、それとなく思いやってくださっているのをわかっていたのに、何もしてあげられませんでした。

 まるでやんちゃ坊主のようで、一言悩み事でも相談しようものなら、もう、ブルドーザーのように勢いよく何かをしてくれそうで、間違っても相談できる人ではなく、女性の前で言ってはいけないでしょ!みたいな発言はするは、自分のことをとんでもない自称で呼ぶは(初めて聞いたときは、呆れました。)、お騒がせ的な人物像でした。飲み会の席で、私が息子を、可愛くて、抱きしめて寝ている話をすると、自分もそうだった、下の子やから、可愛がられた、なんて、いろいろ長い間話してくださったなあ、と思い出します。よく考えてみると、たしかにそうだし、そしてみなさんハンサム、とおっしゃっていたけど、なんだかカッコ悪いフリしていらしたところしか覚えていません。。

 

 今度、O先生が一緒にお墓参りに着いて行ってくださるそうです。私が辛かった頃、同じ職場のO先生が、私の状態を気にしてくださって、ちょっと訳知りの生徒は、「辛そうだなあって思ってました。」なんて気に掛けてくれて、周りの人のために早く立ち直らなくちゃ、と思ったけど、あれは辛かったなあ。K先生が、O先生を連れてきてくださったのかなあと思う時があります。二人で、いまだにK先生の話をするときがあって、会いたいなあと思います。全然お話ししなかったくせに。

 新入りのM先生は、正真正銘、お姉さんのいる弟さん。いつもレッスンを受けながら、笑わせられてばかりです。さわやかな風みたいな青年です。

 会いたい人には会っておくべきです。ありがとうと言いたい人にはありがとうって言っとかなくちゃ。いなくなったら、目の前からいなくなったら、本当にもう、何にもできなくなるのだから。

なんだかお話が全然ずれてしまいました。感謝感謝のお話

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