もちろん得点高い野球少年
当然のことながら?野球少年には態度が変わる私。初任校が、わりと野球部が強く、教え子にプロ野球選手もいたからか、高校野球には目がありません。高岡の、わたくしごひいきの高校が甲子園に出場したら、私は、応援に行く!と公言しています。結構いままでも出場されていますし。
予備校勤務時代、ある高校の野球部から、大量に受講に来ていて、確かにサッカー部が二人混じっているとは聞いてはいました。
ある夕暮れ時、ロビーにそのうちの一人が座って、黄昏て?いる様子、親切な(おせっかいな)櫻井先生は、もちろん野球少年の緊急時には助けてあげよう!と自分の講座を受講してもいない彼に、優しく話しかけました。志望校は、私がかつて住んだことのある、H市の、国立大学。H大はいいよー。住みやすいところだし。全国から学生が来るNo.1なんだよ~、などなど、励ましていました。
で、最後に、「ところで、あなた、ポジションは?」「あっ、うちの高校から、確かに野球部が多いんですが、俺と○○だけは、サッカー部なんです!」そこで私、きっと表情が変わっていたと思いますが、「ウソッ、なんや、野球部ちゃうのん?進路指導して、損した!」彼、大爆笑!
これは有名な話。同僚の先生が、不謹慎にも、生徒のことを可愛い、などと口にするので、厭味ったらしく、「まあ、男性は、そういう楽しみがあって、いいですよねえ。」(教育者的嫌味)を言うと、「あれ?先生もありませんか?高校生を見て、『あなた、野球部?ポジションはどこ?来年ウチの予備校に来ない?』とかってスカウトして、来年野球部作ってそうじゃないですか?」確かに確かに・・・。
もっとすごいことがあって、ある教室で、難関大を目指す高3生たちを指導し、結構厳しいことを言ったそのすぐ後、近くのコンビニに行くと、野球部らしき高校生の一団。思わず、「野球部の方ですか?」(さっきまで、高校生を叱りつけていた私はどこかに行ってしまっている。)。「ハイ、そうです!」「どちらの生徒さん?」(声のトーンが高くなり、優しいおばさんになっている。)。「S高校です。あっ、ちなみに彼はT高校です!」なんとその春、甲子園に出場した、T高校。思わす近寄り、「ポジションはどちらですか?」「ピッチャーです!」「アッ、テレビに出ていらっしゃいましたね?頑張ってくださいね。」と握手までしていただいて?(確か昔高校教員だったはず。)、ニコニコ。我に返り、店員さんに一応、「失礼しました。」と言うと、店員さん、ニッコニコで、「先生、もっとやってください!」変な感謝をされてしまいました。
先日、理系のO先生の指導中に、当教室の野球少年(兄弟で野球をしている)が自習にに来たので、O先生に、「うちのホープの○○くん。野球少年で・・・。」事情を察したO先生は、「いかにも!好青年ですね!」(野球少年はほめねばならない。)。私「○○くん、好青年やって!ちょっと、勉強、頑張って!」なんのかんの言って、勉強には厳しい私。
卓球部もバスケ部も吹奏楽部も、その他いろいろいらっしゃいますが、みんな可愛いです。
ちょっとした洒落です。洒落!(ちなみに写真の彼は野球少年ですが、入塾したての頃の写真なので、かなりお兄ちゃんになっています。)