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答えは簡単!


誰ですか!?この写真、先生に似てる!なんて笑った人は!?

3日間(実は4日にして、夕方の授業に間に合わせたのですが・・・。)の休暇を終え、明日からはいよいよ理系の先生を新たにお迎えして、まあ、また忙殺状態に戻ることになりました。

新緑を楽しみに、そして、ゆっくりお休みするために、ちょっと出かけてきました。結構近場で、ゆっくりしてきました。

私は、どうも、考えるのより、さっさと行動する方が好きです。

若い頃は、あれこれ考えたのですが、今は、完璧行動派。旅行に行こうと思い立ったら、さっさと計画を立てて、思いつきで、宿を決め、常に私がプランニング係。

だから、仕事も、独立前は、よく、ここで十分学ばせていただいた、と思ったら、さっさと履歴書を書いて、次の行動を起こしていました。そして、面白いほどに、ほどなく新しい仕事を始めていました。この一年は、開校があったので、まだおとなしく一つのことをじっくりしていた方だと思います。なあんと、授業をしながら、お料理関係の仕事をしていたこともありました!その時のお師匠様が、某雑誌に載っていて、再会して、びっくりしたり・・・。結構、素敵なおしゃれな仕事で、結構、高倍率だったそうです。ちょっとこれは自慢かな?

もし、大学生が、アルバイトがなくなったりしたら、さっさと履歴書を書いて、そう、何十枚も書いて、あちこち走り回って、何度も採用試験を受けて、適性のある場所を見つければいいと思います。うだうだ考えているより、行動。うまくいかないときは、本を読むなり、じっくり休むなり、なんだったら勉強すればいいと思います。私なら、ラッキー!とばかりに図書館にこもるでしょうね!

お金は天下の廻りもの。一時、ご両親に借りてもいいし、おじいちゃんおばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃんに甘えて、なんだったら利子つけて返せばいい。先に働いている、弟。妹なんていうのもありだったりして・・・。

というのも、教え子に(この業界にいると、全国に教え子がいる。)、経済的な相談を受けることがあるのですが、うだうだ自分の適性のなさを考えて、ないものを数え上げだし(今の学生は、真面目なのだろうか?)、そこまで、自虐的になるか?という誠実な生徒さんがいまして、あらまあ、先生なんて、不真面目この上ないわね!と呆れる始末です。何も考えず、走り回っているうちに、自分に合った場所と出会えるはずです。もちろん、生活にダイレクトに響く面もあるでしょうが、まあ、それも、なんだか誰かが助けてくれるようになってるものです。頼ればいいんです。甘えてもいいんです。

高岡ご出身で、お名前を出すのもはばかられるほどの、官僚として、素晴らしい業績を上げて、現在、福祉の世界でご活躍の先生は、私は、19の時から、親に一銭も出してもらってません!東京の荻野寮(高岡市の学生寮)で、勉強ばっかりしていると言われながら、肉体労働をしていました。なんでって言ったら、東大生の平均的アリバイトよりも、収入になったからです!と大きく胸を張って、講義をお聴きした際に語っておられました。いまや、死語になりつつある苦学生。でも、やはり、艱難辛苦汝を珠にす、ではありませんが、お金に困ったら、困ったことを自分に有利に考えて、お金を得るということだけが目的ではなく、働くことから意味を見出し、何かスキルを身に付ける機会ととらえて、時間を有効に使ってみてはいかがなものでしょうか?

私は、運が悪い、という言葉が嫌いです。運が悪いというのは、単に、自分に大きなハードルを与えられて、それを乗り越えて、大きくなるための試練なだけで、成長する機会のない人には、運がない、という事象すら起こらないかもしれません。

事実もそうだけれど、私は、運に恵まれてきたと思います。

ある大企業では、居並ぶ難関大学生よりも、運のある学生を採用したと言います。運がある、という人には、自分の力だけで生きてきた、という傲慢さがなく、周りの誰か、あるいはなにかのおかげで生きてきたという感謝の念があるからだと、お聴きしたことがあります。

で、それを読んだ本の中の、最高のオチ。

「僕は、ツキだけで生きてきました。太陽なんて、みたこともありません。」これは、採用試験では言わない方がいいでしょうね!

私が偉そうにこんなことを書いたのは、漢文のせいかもしれません。

かつての模試の問題に、中国の宰相(日本の宰相よりも高位)、大臣クラスの人は、人生の前半期、ものすごい苦労をしている人が多いそうで(そりゃあ、そうです。中国での官僚登用試験である科挙に匹敵するのは、日本のかつての旧司法試験くらいと言われているのですから。)、なんで、天は、人生後半の幸せを、ちょっと前半に分けてあげないのかという論がありました。その答えは・・・。人を見るのには、順境の時ではなく、逆境の時が良い。確かに、順境の時は誰だって、いい人でいられますものね?また、本人が、将来重職に就いたとき、その責務に耐えられるかを見るには、逆境が必要。しかも、耐えられない人物が、国の政務を預かるとなれば、国民のためにならないから、天は試練を与えるのだそうです。

松が、雪の重みに耐えて、常緑であることにたとえて、うまく表現された、いい文章でした。

だから、かつての生徒が、苦労しているとき、ついつい胸を痛めてしまいそうになりますが、すぐに思いなおして、いやいや、彼は(彼女は)、将来のために試練を受けているのだ、と考えなおすように努めています。私より、ずっとずっと素晴らしい仕事をして、人のために役立つ人に、きっとなってくれる、今の苦労を乗り越えてくれると信じて、心配するより、信頼し、期待することに決めています。

わが母校の校歌に、「本務を尽くして、天意に添はん」というフレーズがありました。実は、訳合って、男子は全員覚えている校歌を、女子は卒業式の前日に急いで覚えるのですが(この理由は、誰に話しても笑われる、いや、恐ろしがられる・・・。私は、この件だけでも、よくこんな怖い高校を卒業できたものだと感心してしまうのですが・・・。)、

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