嬉しいお言葉
昨日の話題とはうって変って、なんだか、自分の周りには、いい人が多いように思われてなりません。営業、というと、なんだか、お金や、業績、と結びついたイメージがあったのですが、世の中の人は、意外に誠意のある人が多いように思われてなりません。
教室を良くしようと、いろいろなお話をもってきてくださる方がいらっしゃるのですが、お客さんの仕事に役に立たないものは、お勧めしない、と信念をお持ちの方が結構多いように思えてなりません。
お商売だから、その時売れればいいと思われるのかと思ったら、とんでもない!息の長いお付き合いをしていこうとされる方は、決して相手の利益にならないことをお勧めはされないのだなあと思います。
数年前、いわゆる御三家、と呼ばれる高校から、東京大学法学部に進まれ、各界で活躍されている方々の講義を受講させていただく機会がありました。4人目の方の講義は、受講できなかったのですが、3人の方が、口をそろえて、仕事に必要なのは、「credit」(信用)だとおっしゃっていたのは、驚きでした。とんでもないエリートで、かつ出世組、と一言で言ってしまったら、そうとも言える方々が、まるで、世の中を信じていいのだと証明する言葉として、「credit」とおっしゃたように思えたのです。ちなみに、「credit」は、愛を意味する「credo」から由来する言葉だと聞いたことがあります。
自分を信頼してくれた人を裏切りたくないと思いますし、誠意ある仕事をしてくれた人には、やはり仕事でお応えしなくては、と思います。
そして、大それた夢ですが、若い教え子たちに、ちょっとでも、世の中は信じられる、という証明として、存在できる教師でありたいと思います。