逆説的に、寒くなったから感じる温かさ・・・。
本当に寒くなりました。
夏が過ぎ去ったかと思っていたら、ある時、突然寒くなった、というような気がしています。
突然暖房器具が必要になり、なんだか一気に冬になってしまったような・・・。
清少納言の『枕草子』の中の、「冬はつとめて・・・。」ではないですが、冬の朝の、シーンとして、ツーンとした寒さが好きです。
その寒さを徐々に溶かしていくような朝の時間。
タイマーを掛けて、温めておくということもできるけれど、私は、あの瞬間が好きで、自分で部屋を徐々に暖かくしていきたいのです。
少しずついろんな器具が動き出して、だんだん部屋も温まってくる、あの感じ。
誰かが外出するころには、すっかりあったかい家になっている感じ。
鍋やフライパンからの熱気が、食材の香りと共に立ち上ってくる、そんなグラデーションのあるような、温まり方。
私はつくづく、生活することが好きなんだなあ、と思います。
先日、ちょっと本場のバルサミコ酢を注文しました。
あまりバルサミコ酢を上手に使えたことはなかったのですが、写真を見て、お料理の説明を読んでみて、ああ、これはそろそろ使えるな、と思ったのです。
ちょっとばかりの贅沢です。
でも、たぶん贅沢にはならないと思います。
おいしい調味料と食材があれば、どうしたって、仮に5分しかなくても、ササッとお弁当を作りたくなるし、家での食事がよりグレードアップするので、余計な食費が掛からなくなるからです。
そう言えば、健康のことを考えて、玄米を頼みました。以前白米に五穀米を入れて炊くようなことはしていたのですが、玄米を炊くのは初めてです。
それから、クリーム・チーズ。
本当は、素敵な食材や調味料を選ぶために、お買い物に出掛けたいのだけれど、なかなか行けません。
今日、やっと銀行と郵便局に行くことができたという塩梅です。
でも、なんとかして、冬だからこそのお料理を楽しみたいと思っています。
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