誰からでも学ぶ気持ちの大切さ
時折、あれ?停滞しているな、という気持ちはありました。
それに、指導の途中で、
ああ、私は教わっているのではなくて、教え込もうとしているな、とふとした瞬間に思うことはありました。
ただ、今日、あることがきっかけで、私は、愕然とするほどに、学んでいない、と実感したのです。
勉強はしています。
教材も作っています。
でも、生徒さんから、あるいは保護者の方々から、学ぶ気持ちを失っていたような気がするのです。
新卒で勤めた学校では、生徒に頭を下げ、生徒から教えてもらう気持ちを失ってしまったら、そして、教え込もうなんて思ったら、もう、生徒は話を聞いてくれなくなり、指導できなくなる、と教わっていました。
その割に、生徒さんがたくさん通ってくれて、私の話も聴いてくれ、いわゆる指導も入っていて、感謝しているのですが、それでもどこかに、教師としての自分の停滞感がありました。
年齢を重ね、いわゆる指導力をつけたから、仕事が速くなって、幾分退屈しているのだろうか?などとも考えていました。
あまり、毎日に発見がなかったのです。
正直おもしろくないなあ、などと感じていました。
その原因を探っていたのですが、そうして、例年と、何も変わることなく仕事をしてはいたのですが、なんで?という思いは抜けませんでした。
それが、ある生徒さんの指導中、ふとひらめいたのです。
教えてもらう気がない自分に。
子育て時代も、子どもたちから、教わる姿勢を外さないように気をつけていました。
でも、教師です。
先生と言われているうちに、そして、新人ではなくなって、経験が多くなる分、ある意味、見えなくなっていたのだろうと思います。
明日から、また新たな気持ちで、始めて見たいと思います。
まっさらな気持ちで指導を。
大学受験指導も高校受験指導も真っただ中です。
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