見えないものの大切さ・・・。
かつて、ほんの一瞬、ある企画を立ち上げるために、部長として、迎えられたことがあった。(笑)
自分でもおかしいのだけれど、理事長がいない時に、インターネット系列の業者さんが来られた。
初夏のことだったので、冷茶をお出しして、対応していた。
だいたいなんにでも興味津々の私。
その若い営業さんが、
インターネットは生きているので、櫻井さんみたいな人がいるところに入れたいんです。と言われた。
もちろん、営業トークということもできる。いや、大いにありという意見の方が多いだろう。
なんでここに来られたの?と訊いたら、
たまたまです・・・。
という返事。
むしろ業績よさそうだとか、素敵な教育だとか表現されたかった。
自分の勤めている会社だし・・・。(笑)
それから、私を見込んで?理事長追いかけること、結構熱心だった。
あの契約、成り立ったらしいけど、その後すぐにやめたので、どうなったかのかは定かではない。
数年後、私が開業したら、名前も変わったその会社の人が来てくれた。
縁を感じた私は、少し躊躇したが、直感的に、これは大切だな、と感じて、システムを導入した。
その後、本当によく働いてくださっていた。
途中、ほかの業者さんが、ここの仕事怪しいから・・・、と言って勝手に解約されそうになったこともあったけれど、私がおかしなことするとすぐに連絡してくれたし、本当にいい仕事をしてくださっていたと感謝している。
昨日から今日に掛けて、ああ、ネットは生きている、と実感させられた。
昨日、ちょっと落ち込んで、ある人に電話した。
その人はご自分の立場を越えて、私の気持ちを落ち着かせてくれた。
目に見えないものを大切にする人である。
私はその人と話して、ああ、目に見えないものを信じ切れていなかったのは、私の方かもしれない。と反省した。
教育は目に見えないものを(時に数字という形で見えるし、合格、なども見えると言えば言える。)対象にしている。
人間の心ははっきり見えない。
ある意味感じるものである。
でも、見えないものをしっかり感じることができていてこその教育だし、見えるものに振り回されたら、また、成就できないのも教育である。
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