私の夢ードイツ語で原書を読めたらいいな・・・。
大学時代のに選んだ第二外国語はドイツ語だった。
ドイツ文学には早くから憧れがったし、中学生の時に、ヘルマン・ヘッセにハマった。
無謀にもドイツ語の翻訳家になりたい、などと夢見たこともあったような気がする。
大学時代を、ある程度青春時代、みたいにも過ごさなければいけない・・・、とは思っていたものの、その実一人で勉強したかった面も大きかったような気がする。
先程、保護者のお母さまが来られて、卒業生の方のお姉ちゃん(弟さんも通っておられる。)のお話をお聴きしていて、なぜか私の学生時代の思いを話すことになった。
それで気づいたのだけれど、私は勉強したかったんじゃないかな、ということだった。
どういう巡り合わせか、哲学カフェに参加させていただく機会があった。
それは、憲法についてだったから参加させていただいたのであって、ほかのテーマなど着いて行けるはずもなく、ずっと参加できるとも思っていなかった
高校の倫社でしか習ったことはなく、大学の一般教養でも、難しいから、と哲学は避けて、倫理学の方を選んだので、なんとかソクラテスとプラトンとアリストテレスについては何となく知っていた程度である。
ただ、国語で評論文を教える立場なので、当然哲学者の名前はたくさん知っている。あくまで名前だけ・・・。(笑)
ああ、あの人、どこかでお目に掛かったわ!
何年の模試だったかしらん?というありさまである。
そんな私なのに、先生に無理を言って、『ソクラテスの弁明』の読書会をしていただいたあたりから、どうもその魅力に魅せられ始めているようで、受験期のどうしようもない時期以外は、なんだかんだ時間をやりくりして参加させていただいている。
先生はドイツ語がお得意の方である。
原書で輪読するのが夢です、とおっしゃっているのを、私は聞き逃すことができなかった。
先生、私にとっても夢です。
いつか先生のお話に、着いて行けるようになって、ドイツ語でお話しいただけることが・・・。
しかし、素人というのは恐ろしいもので、ときどきやらかしているのだろうことは容易に想像がつく。
昨日も、どうもあったらしく、でも、疑問に思ったことは、聞きたくなる質である。
サラッと深いことを聞かれて・・・、との先生の表現に、まるで子どもがドキッとするような質問をするみたいなことをしているのだろうと思った。
これは、大学時代、自分のわからないことを男子に訊ねていたらしく、同級生に指摘された。
お前が、結構、答えられないような質問をすることがあるよなー、と。
またまた本人は、そうなん?とわからずにいて、たしか場所は学食。男子が多いから、男子に囲まれた中で笑われていた。
ああ、どこかで華やかな女性の多いところを通って来たかった。
みんなが思っているよりも、そういうところ、合ってると思うんだけど。
きっと、気づかな過ぎて、保護者のようなお姉さまに可愛がられていたのよ。きっと!
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