生きてる感じ・・・。
先日からの大雪は、私にいろんなことをもたらしてくれました。
二年前に教室のそばに仕事場を持ちました。
一つには、教室にどうしても一部屋自習室を増やし、公民館まで移動しないでも授業が受けられるようにしたかったこと。
もう一つは、ちょっと隠れ家的な相談室として、機能してほしかったのです。
探したその3日くらいには見学に行って、決めました。
その場所のおかげで合宿もできますし、そして、実務苦手な私のために、私専用の書斎を作って、共通テスト明けにはそこでしっかり記帳をすることにしています。
今年は、そこで、雪かきをするのは初めてでした。
挨拶をしたり、私の仕事を理解してくださって、あれこれ配慮をしていただいても来たのですが、周りの皆様とお話をする機会がそう多くはなかったのです。
それが雪かきになって、あれこれお話しているうちに、どれほど皆さんが私の仕事に想いを掛けて応援してくださっているかということがわかったのです。
○○したら・・・?
○○しておいた方がいいよ・・・。
大変やろうから・・・。
これから先のことを考えて、ここにこうしておいた方が・・・。
○○しておいた方が確実・・・。
そう言えば、庭の木を、大きくなったら困るから、刈っといたよ!などと言ってくださることもありました。
私、何かご迷惑おかけしていませんか・・・?とお聞きしてみても、「な~ん。次は○○。第一、今年はあんまり、何にもないし・・・。」
私など何のあてにもならないような使い方をしているのに、あれこれ仕事がしやすいようにアドバイスしてくださいます。
かつて自治会を立ち上げたときには、むしろ皆様を引っ張っていかなければならなかったのですが、むしろ先輩方のおっしゃることを聞いていたら良い・・、・という私の性格に合った立ち位置で、甘えさせていただきました。
おまけに、「あんた来たから、雪かき一緒にできるから助かるわ~!今まで一人でしとったがいちゃ!」とまで言っていただく始末・・・。
私は、性格的には、本当は、後からついていく方が合っています。
秘書役、二番手・・・。
ただ、長じるにしたがって、年季もあり、どうしても人を引っ張っていかなくてはならなくなりました。
でも、教室を開いた場所のおかげでか、私は、またまた新参者よろしく、周りの方にもたれて、○○しといたほうがいいよー。と言ってもらえる自分よりも年配の方々がいらっしゃることに、なんだか心温まる気持ちでいるのです。
私は真ん中っこ。
兄に対しては妹ですが、妹に対しては姉です。
ついつい甘えられそうな女性には、ちゃっかり甘えてしまうところがあります。(笑)
女性同士だと、ちょっとしたお買い物のお話とか、お惣菜のお話とか、楽しい話ができます。
でも、男性だったら、転勤してきた場所が、○○だった、などと仕事の話など・・・。
雪かきしながら、「なんや、櫻井さん雪かき楽しんどるような気がする・・・。」と評されていたように、結構教室に缶詰めになっていた冬期講習後の私のリフレッシュになってしまいました。
休校にしなければならなかったのは生徒たちには可哀想だったけど・・・。
でも、休校明けの日、集まったときの生徒の嬉しそうな顔を見て、私はとっても嬉しかったのです。
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