早稲田大学の国語の問題ならお任せください!ということが分かった予備校勤務時代の話-高岡の個別指導塾チェリー・ブロッサム
- Mayumi Sakurai
- 3月27日
- 読了時間: 2分

受験指導をしていて、いきなりある大学の問題と親和性があることに気付くことがあります。
予備校勤務時代、早稲田大学を目指していた生徒さんの国語の個別指導をしていたとき、生徒さんが演習中に私もササっと解いてしまうのですが、他の大学だと、ときに落としたりするのに、早稲田大学の問題は、捻ってあって、古文であるなら明らかに古典文法に逆らったような解釈が正答のものも含めて、たいてい満点でした。そうはいってもさすがは早稲田。文学部の問題では一つくらい落としてしまっていました。
ここの問題、えらく相性いいなあ・・・、と思ったものです。
国公立二次試験でもあります。むしろ捻ってあるくらいの方が私はおもしろかったりもします。
相性が合う大学の問題というものがあります。
素直な問題を出してきて、その代わりに落とせないという大学。難しいけれど、みんなそうそう解けないところでの勝負になる出題。
その大学の試験に合わせて、共通テスト後の40日~50日ほどを共に戦い抜くのです。
添削をして、ときに声を荒げて、
こんなんじゃ、受かりっこないわー!
と叫ぶときもあります。
正直、時代が時代で、生徒さんの自主性を重んじる時代だとはいえ、お引き受けしたのが○○大学に合格するということであるならば、とにかく合格していただかなければなりません。
その時一瞬の人間関係を取るか。本来の目的を果たすか?
幾分男子には厳しくなりがちな面があるのは否めないのですが、それでも、生徒さんたちは私の思いをちゃんと受け止めてくれます。
今は高1生の春期講習に必死です。
高校に入学して、成績が安定していると、高校生活が思い切り楽しいものになるはずです。
だから数学は思い切り鍛えています。古典文法が後回しになっていたりもします。(笑)
結構厳しいことを言っているので、もうそろそろ、
櫻井先生、もういいわー!
と音を上げられるかもしれません。
でも、高校入試を共に闘ったのだから、高校に入って、スムーズに学習できるまでもっていくのが私の使命というものだと思っています。
などと書いておりますが、ちょっとした時間に、私と二人だけになったときは、ちょっとした心配事や、気になることなどとこっそり相談してくれたりもします。
ちょっと嬉しいかな。(笑)
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