受検業界にいての実感ーコツコツやっていればなんとかなるという信念。

諦めが悪い、と思われるくらいに、コツコツ続けることは大きい。
私の実感では、とにかく続けることほど良いことはない。
私は特に実生活からの学びが多い方なので、生活からの話が多いかもしれない。
ほかのことをしなければならないときでも、私は、何かに続けてきたことが多い。
たとえばピアノも、途中で何度もやめているけれど、また始めて、というより、細々と続けてきたので、なんとか弾けなくもない。
お料理も細々と研究してきて、レパートリーも増えた。
同列にしてしまっているのがおかしいけれど、数学もこつこつ解き続けてきたようなところがあるから、いろんな試験を受けても、数学は強かった。
最近縫っていないけれど、ミシンを出せば、結構サッサと感覚を思い出してしまい、サラッと縫ってしまったりする。
ちょっとずつ、あるいは、一時期必死にやったことというのは残っている。
かつてそうそう得意だとも思っていなかった日本史も、指導できる程度には覚えているし、同じく受験科目だった倫理・社会も、哲学の話に着いて行ける程度には頭に入っている。
今は生物で受験する生徒さんがいるが、それだって、受験科目だったこともあり、できなくもない。
やったことって残っている。
それに私は諦めが悪くて有名である。
だからたいていのことはいつの間にか思ったようになっていたりする。
いつもそれがしたい、といちいち言葉に出していなくても、思っている。
脳内では相当しつこい。
いつかやりたい、と思っていた楽器もおそらくはいつかは手を出すだろうと思う。
それとこれとを同列には語れないにしても、受験だってそうだ。
もちろん一生懸命にやっているということ前提ではあるけれど、一生懸命にやってもうまく行かなくても、だいたいにおいて最後まで頑張れば、だいたいは結構自分にとっていいラインまでは持っていける。
それは経験的に知っている。
そして、そのポイント、分岐点もどこなのか覚えているほどにはわかっている。
教師の勘で、ここ、というときがある。
そんな経験を、いったい何度してきたことだろうか?
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