仕事道具として。ーゼブラのサラサ(掛詞としても絶妙!)
日本人のネーミングセンスには、国語の教師の私も今更ながら驚くことがある。
今、私の仕事道具の中で、もっとも大事なもののひとつである、ゼブラのサラサを挙げようとして、変換の途中で「更紗」となり、ああ、そうだ!このネーミングは、サラサラかけるから「サラサ」なだけでなく、日本人馴染みの「更紗織」から来ているのか・・・、と思った。
つくづく思った。
日本コカ・コーラの「いろは・す」にも唸ったことがあった。
日本人が好きないろは歌、とロハスな食事の掛け合わせ。
どうしてこんなに日本人は言葉遊びが上手なのだろうか?
ところで、サラサがないと私は仕事にならない。
赤ペンはいろんなものがある。だから繁忙期にサラサのペンが使えなくなると、ほかの赤ペンをしばらく使っているが、私はなんとも調子が出ない。ドラッグストアに立ち寄ったときなどに、やっと買うことができたときの喜びったらない。
だいたいいつも数本買っておくのだけれど、それが切れてしまったときの忌々しさったらない。
私のような仕事をしている者にとって、お気に入りのステイショナリーほど助けてくれるものはない。
たかがボールペン。されどボールペンである。
そして、私はシルクロードから伝わって来た更紗織の柄が大好きである。
それが大好きなペンの名前の由来であったなんて、私は嬉しい。
生徒の過去問などの採点をしていても、サラサの赤ペンがあると、調子が上がる。
こんな風に仕事を助けてくれているものがたくさんあるのだろうな、と思う。
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