久しぶりの気軽な読書-三浦しをん『ののはな通信』


昨夜から今日に掛けて読んでしまった本。

ちょっと浮気である。

ほかに読んでいた本があったから。


ここ一年ほどは、ゆったり小説を読むということがなかなかできなかったように思う。


この小説に出会ったのは、noteの企画のせいだ。

推薦図書なら、それなりにコメントをいただける可能性があるから。


実は今日、私の書いた記事について、ラジオで解説してくださった方がいらした。

自分の書いた記事なのに、そのコメントと共に、じわーんときて、正直、経験した頃の思いも蘇って、聴きながら泣いてしまった。

「愛」についての記事だった。



さて、この本、2~3時間で読めると思ったのに、4時間ほど掛かってしまった。

かなりの罪悪感が押し寄せた。

その間にできた家事を思った。

のめり込んでしまった自分を恨んだ。


でも、最後の方はあまりにも駆け足で読んでしまったので、もう一度丁寧に読もうと思っている。


二人の同じ学校に通う高校生の女の子に起こった事件。

軽いタッチではあるけれど、この人の作品にありがちな、結構じわーんと深い作品である。


最初、『まほろ駅前多田便利軒』を読んだときは、正直男性作家だと思っていた。

まさか女子高育ちの女性だったとは思いもしなかった。


そのときも、軽いタッチなのに深いなあ・・・、と思っていた。


『ののはな通信』には、現代社会の女性が生きる、いや、人間が生きていくには避けて通れない、と言った方がいいだろうか・・・?そんな話がある意味タイムリーに描かれている。


自分が考えていたことと通うところもあり、あくまであり、だけれど、いろんなテーマとガップリ取り組みつつ、こうだ、と断定しないで、でも、私たちに考える対象として、そんなもんやー、では済まされない思考すること、感じさせることを投げかけて来てくれている。


何度か読み直すことになるんだろうなあ、という予感がある作品だった。


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